記事によると
- 2012年8月23日 米国立衛生研究所(NIH)がエイズのような症状がでる新種の疾患が主にアジアで見つかっていると発表
- 症状
- エイズに似ている
- 体内でつくられた抗体が自分自身の免疫系を攻撃し、免疫系が正常に機能していれば問題にならないような病原体で発症する日和見感染(wiki)を起こす
- 成人がかかることから成人型免疫不全症候群と呼ばれている
- 研究機関
- 米国立衛生研究所(NIH)
- 調査対象
- タイと台湾で18-78歳の約200人
- 調査結果
- 日和見感染の症状を確認したが、いずれの患者もHIVには感染していなかった
- その他
- アメリカにも症例がある
- 12人全員アジア系
- ほとんどが存命
- アメリカ以外は死者もいる
- 人数は不明
- エイズのようなウイルスを原因とするものではなく、人から人への感染はしない
(米国立アレルギー感染症研究所の専門家)
ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンのアブストラクトに家族感染が無かったということなので人から人への感染は無いと思われます。
しかし、原因や感染ルートも分かっていないので、ちょっと心配。
また、アメリカでは罹患者のほとんどが生存しているようなので、致死性のウィルスではなさそうです。
アメリカでアジア系しか感染していない事から、アジア人特有の食料が関係しているかもしれません。
遺伝と言う可能性は家族感染が見つかっていない事から低いと思われます。
記事
アジアで成人の免疫不全症候群、HIVは関与せず 米国立衛生研究所 CNN
参照ページ
Adult-Onset Immunodeficiency in Thailand and Taiwan THE NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE
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