2012年8月20日月曜日

ワインの保存で一番良い方法はガス充填方法だそうです。

ワインのボトルは通常、750ml。

食事をしながら1人で飲んでいると余る事が多い。

そんな余ったワインの保存方法を比較を日経新聞で紹介していました。


記事によると

  • ワインの保存方法
    • 調査した方法
      • 開栓3日後と1週間後の変化を調査
      • 色味は「分光測色計」で分析
      • 香りや味は自分の五感を駆使して、酸化の度合いを測った
    • 試した方法 (カッコ内は記事筆者採点)
      1. 抜いたコルクで栓をする (65点)
      2. 飲み残したワインを小容器に移す (80点)
        • 自宅にあった小型のペットボトルを利用
        • 結果
          • コルクで栓を物と比べ、3日後の色味はほぼ変わらず、1週間後はやや劣る程度
          • 香りも味も開栓当初と変わらない状態
      3. 冷凍する (50点)
        • 製氷皿に移して保存
        • 結果
          • 普通の氷のように完全には固体にならなかった
          • 溶かすとグラスの中の液体の香りはすっかりとんでいた
          • 色味の変化も一番大きかった
      4. オリーブオイルを注ぎ、油膜をつくる (40点)
        • オリーブオイルの中でも香りの薄いものを用い、油膜の厚さも数ミリ程度にした
        • 結果
          • 飲む際にきれいに分離させるのが、極めて難しい
          • グラスに注いでもオリーブオイルの黄色の油粒が残り、見た目も悪い
          • 分光測色計での測定はオリーブオイル自体の色で測定不可
      5. 市販の栓を使用する (75点)
        • 結果
          • コルクで栓を物と比べ、3日後の色味はほぼ変わらず、1週間後はやや劣る程度
      6. ガス充填 (85点)
        • 結果
          • コルクで栓を物と比べ、3日後の色味はほぼ変わらず、1週間後はやや劣る程度
  • 「赤ワインも飲み残したものは、冷蔵庫に入れて保管する方がいい」
    (サントリーワインインターナショナル企画管理本部の柳原亮氏 )
    • 直射日光をさけ、低温で保存した方が微生物などの発生を防げる
    • 「常温で飲みたい」人も飲む直前に出せば問題ない
という事らしい。


空気になるべく触れないようにすることが重要なので、一番良かったのがガスで充填する方法だったようです。

2000円程度の費用で90回使用でき、1回当り20円程度でできるそうです。

アマゾンで調べてみると
という商品が、90回使用できるようです。
不活性ガス(二酸化炭素と窒素)は空気より重い為、封入する事で空気と触れなくなるそうです。

ボトルに栓をして、空気を抜くタイプは、香りが飛ぶ可能性があるそうです。

最後に、
二酸化炭素で良いなら、息を吹きかけて保存しようと思う人もいるかもしれませんが、吐く息の成分は約16%の酸素が含まれるそうなので、酸化してしまいます。


記事
栓を開けたワインの保存法 6通りを徹底比較 日経新聞

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