2012年8月31日金曜日

寝る前に光を出す電子機器を2時間以上使っていると体に悪いかも。

寝る前にテレビやタブレット、スマホなど特定の波長の光を出す電子機器を2時間程度使用しているとメラトニンが抑制されて、健康によくないという記事です。


記事によると

  • 就寝2時間前までに光を発するディスプレイなどの電子機器を使用すると睡眠に問題を起こす可能性がある
    • 研究機関
      • Rensselaer Polytechnic Instituteのthe Lighting Research Center (LRC)
    • 研究対象
      • 13人
      • タブレットPCでテストを行った
      • 3つのグループ分けを行った
        • 40nm光(青色)を除去するフィルター付きゴーグルをかけたグループ
        • 短波長放射を除去するフィルター付きゴーグルをかけたグループ
        • 何もしないグループ
    • 研究結果
      • 1時間では有意な差は無かったが、2時間では差が出た
      • ディスプレイからの光を2時間浴びると約22%メラトニンを抑制する
      • 白色光を生成するためにメラトニンの発症を遅延させる短い波長の光を放出している
    • メラトニンとは
      • 夜間や暗闇の条件の下で松果体から分泌されるホルモン
      • メラトニンが抑制されると
        • 睡眠障害
        • 糖尿病
        • 肥満のリスク増加
        • 乳癌のようなより深刻な疾患のリスクの増加
という事らしい。


どうやら、就寝前1時間程度であれば問題ないようですが、2時間を越えてくると色々弊害が出てくるようです。

JINSPC(HP)のようにブルーライトをカットしてくれるメガネをかけていれば、多少の効果があるのかもしれません。

これから教科書の電子化などでこの波長の光に暴露される時間が長くなると対策が必要になるかもしれません。


記事
Using mobile phones and tablets before bed could be affecting your sleep, warn scientists - and they say teens are most at risk MailOnline


参照ページ
Depending on How Much and How Long, Light from Self-Luminous Tablet Computers Can Affect Evening Melatonin, Delaying SleepNew LRC research can aid in the development of “circadian-friendly” electronic devices the Lighting Research Center

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