2012年8月20日月曜日

IBMがSSDメーカーを買収した理由とは?

IBMはHDD事業やPC事業を売却しましたが、ホストやサーバー事業、CPU(PowerPC)事業は売却していません。

記事中ではハード事業を売却して、ソフト事業に特化していると書いてありますが、それはいいすぎ。

しかし、ソフト事業に注力するようになったのは確か。

そのIBMがSSDメーカーを買収した理由についてのTechOnの記事です。


記事によると

  • 2012年8月16日 IBMはTexas Memory Systemsを買収することを発表
  • IBMがSSDメーカーを買収した理由
    • SSDを活かす制御アルゴリズムの開発が必要
      • SSDが記憶容量の高速化でサーバーやビッグデータの解析で期待されている
      • HDDをSSDに置き換えただけでは十分に性能を活かせない
      • ITサービスで差異化するためには、SSDというハードウエアから、メモリ・コントローラ、ミドルウエア、サービスまでを統合した最適化が必要
という事らしい。

IBMはアライアンスという方法でなく、買収を選んだ理由として、IBMの製品に特化した製品を作る為ではないかと記事の筆者は推測しています。

確かにSSDはSCSI HDDに変わるディスクシステムになると思われる。

SCSIではもはやボトルネックになってしまっている。
それを解消する為に、FibreChannelのSANなど使用すると高価になりすぎる。

私の自宅のPCもHDDがボトルネックになっていたので、i-RAMのRAID-0構成で使用している。

これも既に時代遅れになっている。

SSDによりHDDの高速化が進められ、今ではLANがボトルネックになっている。

1Gbpsでは遅すぎる為、ローカル内ではEthernetの規格から変更しないといけないだろう。


記事
HDD事業を売却しサービスに特化したIBMがSSDメーカーを買収するわけ TechOn

参照ページ
Texas Memory Systems

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