President Onlineの記事です。
記事によると
- 怪しい人の見抜くノウハウ
- 企業トップや政治家に面談を求めてきた人について事前調査をする
- 中小企業の秘書であればインターネットで情報を収集
- 大企業の場合は外部の調査会社や、社内の関連部署から情報を収集
- 本物のペテン師はこの程度の網はかいくぐってくる
- 電話の音声、服装、態度、名刺など、外見的な特徴から判断する
- 営業トーク風に、調子よく話す
- いいことしか言わない
- ホメ方がおおげさ
- おおげさなホメ方をする人は、相手に気に入ってもらうために平気で嘘をつく人
- 裸の王様になった経営者が騙されやすい
- やたらとニコニコする
- 笑顔は真意を隠すための偽装に多用される (心理学者エクマンとフリーセン)
- よくしゃべる
- 自慢話が多い
- 他社の悪口を言う
- 損得に敏感
- 企業トップや有力な人との親密な関係を強調する
- たとえば「おたくの社長とは古い付き合いでね」など
- 初対面にもかかわらずため口をきく
- 名刺の肩書がやたらとおおげさ
- 名刺の名前が、太字で行書体など、派手な感じ
- すぐにトップに会わせるように要求する
- 対人距離の取り方が普通の人と違っている
- たいていは親しさを強調するために、近づこうとする
- 部屋への入り方が、ずかずかと無遠慮な感じ
- 電話で早口で話す
- 落ち着きがなく、一方的にまくしたてるような電話は信用できないことが多い
- 声が高く、慇懃か、独特のバカにしたような口調のどちらか
- 人間は恐れると早口になる (心理学者ポール・エクマン)
- 電話で話をするとき、決まり文句が多く、何か文章を読み上げている感じがある
- 電話でも、対面でも、話に具体性が乏しい
- 笑うとき、目が笑っていない
- 人によって態度を変える
- たとえば、同行した部下には偉そうな態度をとり、面談相手には卑屈な態度をとる
- 電話で話をしているとき、相手の周囲でたくさんの人が電話をかけている声が聞こえる
- セールスの電話が多い
- 履いている靴が汚れている
- 乱れた生活をしていると身なりが荒れる。靴が汚れている場合、かなりの確率で精神的にも追い込まれた状態にある
- 社会的コンテクスト(文脈・状況)から判断する
- 同級生と名乗って会社に電話してくる
- 親しければ、自宅電話やプライベートなメールアドレスに連絡をするはず
- 把握していない事物からの面談希望
- 名前を聞いたことがないからというだけで門前払いできない
- 交友関係が広がっている可能性がある
- 有名人というだけで信用はできない
- 稀代のペテン師だったという例がある
- 役職を降りた時は重い責任から解放され、脇が甘くなっているので注意
- 自社の社員が、有望顧客や仕事でお世話になった人への面談希望
- 信用できる社員であれば、その相手も信用できることが多い
- 複数の面談希望がある場合の優先順位のつけ方
- 公私の区別をつけているかどうか
- 取引先を訪問したときやイベントなどでお土産をもらったとき、それを会社に持ち帰って職場の仲間に分けるようなモラルの高い社員は優先度が高い
- こういう情報は意外なほどトップの秘書に伝わっている
- 営業パーソンは、接待費やタクシーのチケットの使い方にも注意
- 秘書におべっかを使ったり、不相応な贈り物をしていないか
- 秘書に対する過度なゴマスリは逆効果
- この手の人は仕事の能力が低く、それを補うために、秘書に取り入ろうとする
- 自分の担当している仕事が好きかどうか
- 自分の仕事が好きな人はトップに持ち込む案件も重要なものが多い
- 仕事をしているときの顔つきが明るい人は仕事が好きな人が多い
- 書類の書き方や内容を見れば、書き手の職務能力はだいたいわかる
- 秘書はトップに回される書類のほとんどに目を通している
私はこの秘書という人種にほとんど会った事が無いので、何とも言えない。
ただ、重要な役職にいる人にはいろんな悪い虫が近づいてくるのだろうから、その苦労は察するに余りあると思われる。
私も間違われないように気をつけよう。
記事
有能な秘書が見抜く「信用してはいけない人」の特徴 PRESIDENT ONLINE
0 件のコメント:
コメントを投稿