2012年2月23日木曜日

睡眠障害について理解を深めよう。

睡眠障害の人とサボり癖ややる気の無い人を見分けるのは難しい。
しかし、こういう症状の人がいる事をきちんと把握しておかないと人権侵害を犯す可能性がある。

記事によると
  • 過眠症
    • 夜間にきちんと睡眠をとっているのに、日中に耐えられないほど眠くなる
  • 過眠症は大きく分けて4種類
    • ナルコレプシー
      • 発症する年代
        • 10代に多い
        • 国内患者は推計で約20万人に達する
      • 症状
        • 会社の会議でプレゼンテーションをしながら眠ってしまったり、高校・大学の入学試験の最中に眠ってしまったりする
        • 寝入りばなに現実と区別がつかないほど生々しい夢をみる
        • 頻繁に金縛りを体験したりする
      • 原因
        • 発症には遺伝や神経伝達物質、ストレスなどが影響すると考えられているが、詳しい仕組みはよく分かっていない
      • 治療方法
        • 規則正しい生活を送り、夜はしっかり眠るようにする
        • 短時間の昼寝も効果がある
        • 昼間は眠気を軽くする薬、夜間にはレム睡眠を抑える薬を併用するが、完治は難しい
    • 反復性過眠症
      • 発症する年代
        • 10代が多い
        • 1万人に1人程度
        • 成人すると自然に治る例もまれではない
      • 症状
        • 1-2週間程度、昼間でも眠くぼんやりする生活が続くが、この期間を過ぎると改善する
        • 数回で終わることもあれば、数カ月に1回のペースで頻繁に出ることもある
        • 発症時は判断力や性的欲求を抑える能力が低下する
          • だまされたり、男性では痴漢行為をしたりする
      • 原因
        • 疲労や不規則な生活など
      • 治療方法
        • 薬で眠気を覚ます
    • 特発性過眠症
      • 発症する年代
        • 青少年に多い
      • 症状
        • 上司から叱られると最初だけは時間通りに出勤できるが、絶え間ない眠気からすぐに無断欠勤を繰り返すようになる
        • 発症頻度は反復性と同程度
      • 治療方法
        • 現時点では完治は難しい
        • 薬で一時的に眠気を覚ますことはできるが、使用量が増えると効きにくくなったり、副作用で体重が増えたりする
    • 睡眠時無呼吸症候群
      • 発症する年代
        • 30代以降の男性に多い
      • 症状
        • 夜間に寝ている最中に呼吸が止まって目が覚めてしまう
      • 原因
        • 喉に脂肪がたくさんつくと特に発症しやすい
      • 治療方法
        • 専用器具を付け寝ている間の脳波や呼吸数、心電図などを測る
        • 運動や食事療法などで喉の脂肪を落とす
        • 腫れた扁桃(へんとう)腺を切除する
という事らしい。

寝ている時の問題は分かりづらいからビデオカメラで撮影して自分の寝姿を確認すると良いと思う。
しかし、何か変なものが写ってるとちょっと嫌だ。

記事

よく寝たのに眠くてたまらない 「過眠症」の恐れも  日経新聞

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