2012年10月8日月曜日

子供時代に十分に睡眠をとらないと心臓病になるリスクが高まる。

睡眠関係の記事は最近多いようです。

これは、不十分な睡眠と心臓病の関係と言うよりも、その原因となりうる状態になっている人が多いという研究の記事です。


記事によると

  • 十分な睡眠をとらなかった子供は、生涯で心臓病を起こす状態になる可能性が高まる
    • 研究機関
      • カナダ トロントの小児科医 Brian C. McCrindle
    • 研究対象
      • 4104人の若者(内、男性は51%)
    • 研究結果
      • 全体の48%が太りすぎか、高血圧、高コレステロール値
      • 1/3が質が悪かったり、不十分な睡眠の人だった
      • 十分な睡眠をとった人の39%が太りすぎか、高血圧、高コレステロール値
      • 睡眠の問題が直接、心臓病に影響する証明は未だ無い
        • 睡眠不足な人は
          • 運動が少ない傾向がある
          • テレビの前で過す時間が長い傾向がある
          • 休息よりもダイエットによくない食事をする傾向がある
という事らしい。

記事でも在ったけど、睡眠と心臓病を明確に結びつける証拠は見つかっていません。

ただ、不十分な睡眠、質の悪い睡眠の人は太ったり、高血圧になったり、高コレステロールになったりして、心臓病の原因になりうる状態になる人が多いようです。

もちろん、十分な睡眠をとった人でもこれらの状態になっている人もいます。

睡眠の状態云々より、まず、太ったり、高血圧、高コレステロールのならないようにしよう。
更にその原因の1つが睡眠だとそれを対処しよう。

と、考えておけば良いと思われます。



記事
Teenagers who skimp on sleep are more likely to suffer heart problems later in life DailyMail

参照ページ
Sleep disturbance and cardiovascular risk in adolescents CMAJ

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