2012年10月22日月曜日

乗っ取り型のウィルスに感染した時に無実を証明できるかもしれないフリーソフトがリリース。

最近、巷を騒がせている乗っ取り方のウィルスに感染した場合に、ログを残して無実を証明しようというフリーソフトがソフトイーサからリリースされました。


記事によると
  • 2012年10月22日 通信ログを取るフリーソフト「パケット警察 for Windows」がリリース
    • 提供会社
      • ソフトイーサ
    • 出来る事
      • 通信状況のログ採取
        • ウィルスが通信した場合もログが残る
        • TCP/IP以外のプロトコルについても記録
        • IPv6にも対応
      • プログラムやプロセスの起動・終了のログ採取
        • ウィルスが起動した場合もログが残る
      • ログは一般ユーザ権限では削除できない
      • ハードディスクの容量が少なくなるとログを自動的に削除する
      • Windows Vista/7/8のUACにも対応
        • 消去・改ざんしたらわかる
    • 対応OS
      • Windows 98以降のWindows全バージョン
        • 最新のWindows 8やWindows Server 2008でも動作
    • ダウンロードサイト (HP)
という事らしい。

ソフトイーサといえば、在学中に起業したVPNの有名な会社。

その会社が自社のソフトを流用して、ソフトを開発して、無料で公開したようです。
また、システム会社が顧客に提供することも許しています。

但し、サポートは一切無し。
バグも消極的対応のようです。

このソフトを使ってできる事は
ウィルスに感染した場合に、ウィルスが行った通信をログとして残すことが出来る
つまり、ウィルスの感染は防ぐことが出来ません。
また、警察がこのログを証拠として採用するかはわかりません。

そして、横浜の小学校を襲撃するという書き込みのパターンには対応できません。
"クロスサイトリクエストフォージェリ"(wiki)という方法ではログを採取しても余り意味がありません。

しかし、何もしないよりはまし。

また、全ての通信やプログラムの起動のログを取るので、HなサイトへのアクセスやHなソフトの起動も記録されます。
Hな動画の再生も記録されます。

しかし、無実の罪で逮捕されるよりはまし。

新種のウィルスの場合、ウィルス対策ソフトでは対応できない場合があるので保険として導入するのも良いと思われます。
また、企業の場合は自社の社員が犯罪に巻き込まれた場合に、リスク対応として導入するのも良いでしょう。

企業で導入する場合は、ログの収集機能や解析機能は無いのでそれは自身で開発するか、システム会社に依頼しましょう。

最後に、システムに心得のある人はFAQを読むことをお勧めします。
面白いです。
FAQ


記事
ソフトイーサ、遠隔操作ウイルスによる冤罪防止ソフトを無償配布開始 ITPRO

参照ページ
パケット警察 for Windows (フリーウェア) ソフトイーサ

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