しかし、錆などで劣化すると破裂する恐れのある消火器もあるようです。
記事によると
- "加圧式"の消火器が腐食している場合、操作すると破裂する恐れがある
- 事故発生状況
- 1968年以降、消火器の破裂事故は165件発生し、うち156件が加圧式消火器 (消防庁)
- 事故例
- 2009年9月5日 大阪市東成区の屋外駐車場で小学4年生が重症を負った
- 上記の事件以降にも9件発生
- 2011年9月大分県で1967年に製造された消火器を処分しようとした男性が死亡
- 死亡者は1968年以降16人
- 消火器の耐用年数
- 8-10年 (日本消火器工業会)
- 古い消火器の回収する窓口は消火器リサイクル推進センター(HP)
- 法律 (消防法施行令)
- 映画館や飲食店、百貨店、病院、学校などの施設は防火設備の点検(5年に1回)が義務付けられている
- 一般家庭は対象外
- 屋外駐車場は対象外
- 加圧式・蓄圧式の生産状況
- 2009年度に製造された消火器約483万本のうち加圧式は8割
- 2011年度に製造された消火器の約50%は蓄圧式
- 2012年度に製造される消火器の約60%は蓄圧式になる見込み
- 蓄圧式の消火器は破裂の危険性が少ない
消火器のメーカーとして有名なヤマトのHPを見てみると
消火器の仕組み (ヤマトプロテックより) |
少なくとも錆が発生している消火器がある場合は、使用することなく廃棄の手続きをしましょう。
記事
回収が進んでいない、“凶器”と化す老朽「消火器」 BusinessMedia誠
参照ページ
粉末(ABC)消火器 ヤマトプロテック
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