2012年10月8日月曜日

遺伝性の病気を理由に着床前診断は可か?

デザイナーズチャイルドといっても、遺伝子操作された子供では在りません。

子宮に戻す前の卵子を調べて、選択して産んだ記事です。


記事によると

  • デザイナーズチャイルドについて
    • 両親について
      • イギリスのNicky、Neil Halford夫妻(36歳)
    • 行った治療
      • 体外受精
      • 子宮に戻す前に胚の遺伝子調査 (着床前診断(wiki))
      • 問題の遺伝子を持っていない胚を選択
    • 子供の癌発生確率が50%から4%に減った
  • 理由
    • 子供が5歳の時に癌で亡くしている
    • その子供は3年間病気と闘った
    • Halford夫人は珍しいリ・フラウメニ癌遺伝子(難病情報センター)の持ち主
という事らしい。

着床前診断は性別の産み分けで一時期話題になりましたが、今回は病気を避ける為に行われたようです。

両親が遺伝性の病気の遺伝子を持っていた場合、正当化できるかが問題になってくると思います。

運を天に任せて、子供を産むのを良しとするのか、予め高い確立で子供が病気を患うことが判っているのなら、それを取り除いてあげる事を良しとするのかは、その人の価値観によると思う。

自分の価値観を他人に押し付けるようなことをする人もいるけど、私は夫妻の判断は正しかったと思っている。

多様な選択肢のある世界であって欲しいと考えている。



記事
Couple who lost son to rare brain cancer celebrate birth of baby 'designed' to be free of the disease DailyMail

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