NHKの記事によると
- 2012年10月1日 オスプレイの音量を測定した結果、最大で89.2dBだった
- 沖縄の普天間基地周辺の常時測定8ヵ所で測定
- 最大値を測定したのは飛行コースの真下 (宜野湾市上大謝名地区)
- 2011年の最大値は118.2dB (何が飛行していたかは記載なし)
- 89.2dBは工場やカラオケ店店内と同じ程度
騒音の規制は県ごとに規制されているので、東京都の規制値を見てみると
- 空港
- 住宅地:70dB以下
- 商業・工業地区など:75dB以下
- 新幹線(線路から200m以内)
- 住宅地:70dB以下
- 商業・工業地区など:75dB以下
基地の規制値が見つからなかったので、空港と新幹線の規制値と比べてみると、オスプレイの騒音は規制値を超えている。
実際の音量を考える為に、身近な音量と比べてみると
音の大きさ(デシベル)
| |||
日常生活音のいろいろ | 家庭用設備 | エアコン | 約41~59 |
温風ヒーター | 約44~56 | ||
換気扇 | 約42~58 | ||
風呂又は給排水音 | 約57~75 | ||
家庭用機器 | 洗濯機 | 約64~72 | |
掃除機 | 約60~76 | ||
目覚まし時計 | 約64~75 | ||
電話のベル音 | 約64~70 | ||
音響機器 | ピアノ | 約80~90 | |
エレクトーン | 約77~86 | ||
ステレオ | 約70~86 | ||
テレビ | 約57~72 | ||
その他 | 犬の鳴き声 | 約90~100 | |
子供のかけ足 | 約50~66 | ||
ふとんをたたく音 | 約65~70 | ||
車のアイドリング | 約63~75 | ||
人の話し声(日常) | 約50~61 | ||
人の話し声(大声) | 約88~99 |
※「生活騒音の現状と今後の課題」(環境省)より引用
ピアノや犬の鳴き声、大声での話し声と同じレベルのようです。
身近なものと比べてみると、思ったより大きくは無いようです。
ところで、政府が発表していた音量と比べてみると
- 開発段階のオスプレイ:77.3dB
- 現機種CH-53E:159.0dB
しかし、現機種と比べると圧倒的に小さいようです。
沖縄県でも現機種とオスプレイの音量の比較を公開すると、面白い反応があるかもしれません。
記事
オスプレイの騒音“カラオケ並み” NHK
参照ページ
航空機騒音に係る環境基準の地域類型 東京都
新幹線騒音に係る環境基準 東京都
生活騒音 東京都
MV-22 オスプレイ試乗に関する 報告書
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