記事によると
- ロシアの尖閣問題での見解・立場
- モスクワ国際関係大学 ルーキン教授
- 「国内のさまざまなグループの意見を取り纏められない今の日本に、対外政策が存在するとは思えない」
- 尖閣諸島で2年前に起こった漁船衝突事件について
- ああした形で釈放するなら、最初から逮捕などしてはならない
- 中国は日本が弱いと決めてかかっている
- 最近の人民日報は、『日本を叩け、彼らは叩かれるだけ譲歩する』といった記事を出している
- 国内開発・発展が最優先だから、アジアで誰かと組んで誰かに対抗するといった形は好まない
- 外交アカデミーの親中派で鳴らすバジャノフ学長
- 1972年の棚上げの状態に戻すしかないだろ
- 日本の尖閣国有化は挑発に映る
- 中国の軍事関係者が、「なぜ日本は挑発してくるのか。中国が他国へ土下座する時代ではもうないのに、日本は以前と同じ接し方をしてくる」と怒りを込めて述べた
- ニコノフ下院議員(下院外交委員会副委員長)
- 「自国領土に対して他国の民衆が騒ぎ立ててデモを行ったりすることがどんなに不愉快なことか、日本もやっと分かったのではないか」
- 高等経済大学 マスロフ東洋学部長(ロ中政府委員会のメンバーでもある)
- ロシアの立場は、ロシアのメディアが『尖閣』と表記して、『釣魚島』とはしていないことからも分かるだろう。
- 中国からは、韓国も入れて対日領土問題での共同戦線を張ろうという提案は確かにあったが、ロシアはこの問題に巻き込まれたくはないから断っている。
- ロシアが望むのは現状維持であり、それがロシアの極東の開発にとって必要な環境だからだ
- ロシアの対外宣伝機関「ロシアの声」 政治評論家・タヴロフスキー
- 今回の尖閣・竹島問題で、日本も世間の風がどんなに冷たいか分かっただろう。
- 今こそロシアとの領土問題で折り合い、ロ日関係を強固にすることが日本にとって最善の道なのだ
- ロシアと中国の領土問題
- ロ中間の国境問題は2000年代に正式にすべて片付いている
- 中国が最近学校の教科書に、帝政ロシアが中国から150万平方キロの領土を奪った、という記述を載せ始めた
- 「愛国主義の振興策でやむを得なかった」 (中国の関係者)
- 今のロ中関係が良好だとしても、今後両国で登場してくる新たな世代がどう付き合っていくのかは予想がつかないし、中国にもしアラブの春の再現が生じたなら、その結果はどうなるかも分からない (モスクワ国際関係大学ヴォロヴィヨフ分析官)
- 江沢民が自ら前書きに筆を執った中国の公式歴史地図では、尖閣のみならずサハリンや千島列島も中国の領土、と描かれている
- 2011年7月に北京で行われた中国共産党創設90周年記念式典で胡錦濤総書記がアヘン戦争以前の領土の復活の意を発言
どうやら2010年の漁船衝突事件の弱気な対応が全ての元凶のようです。
日本は押せば折れると言う印象を与えてしまったようです。
国同士の関係は相対的なパワーゲームなので、相手が判ってくれるとか一方的に相手の事情に配慮してとかは通用しない。
民主党は間違った選択をしてしまった事になる。
記事
中国はどこまで領土を拡大するつもりなのか JBPRESS
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