2012年2月7日火曜日

中国とイランの原油取引の裏にあるのもは?

中国とイランが原油取引でもめているようです。

記事によると
  • 中国はイランにとって最大の原油輸出相手国
  • 中国の2012年1,2月分のイラン産原油輸入量を半分強削減 (2011年の輸入実績と比較)
  • 中国が、イランからの原油輸入量を削減する措置を3月分についても継続して実施する意向
  • 支払い方法や価格をめぐる条件面が折り合わない
  • 週内にも再交渉を行う予定
との事。

これは欧米に配慮して削減しているのではなく、あくまでも価格・条件交渉のようです。

あくまでも推測ですが交渉の問題点は
  • 中国が輸出先が限られているイランの足元を見て
    • 大幅な値下げを要求
    • 取引通貨を元に指定
    • 原油の利権を要求
    • 低価格での長期契約を要求
  • もしくは外貨不足のイランが
    • ドルでの決済で現金を要求
    • 国民の困窮を緩和する為、食料での一部支払いを要求
    • 戦争を想定して兵器での一部支払いを要求
かもしれない。

立場が弱いイランが要求することは難しいだろうから、中国の無理難題が原因だと思う。
一番ありそうなのが、利権の要求。
長期的に見て中国が喉から手が出るほど欲しい。
しかし、イランはなけなしの外貨獲得手段。
だから交渉がまとまらないといったところではないだろうか?

記事
中国がイラン産原油輸入削減を3月にも継続実施へ=関係筋 Yahooニュース

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