2012年4月5日木曜日

Oracleラリーもジョブズを礼賛。それでいいのか?

ラリーがラリッてるかのような発言をしているようです。


記事によると

  • 2012年4月5日 Oracle Open World Tokyo 2012でラリー・エリソン氏が基調講演を行った
    • 次世代のコンピューティングを実現するには、ハードウェアとソフトウェアが融合されたシステムの構築が必要であると説明
      • オラクルが提唱する“Engineered to Work Together”
      • 「これを体現しているのがAppleだ。ハードウェアとソフトウェア、オンライン・サービスのすべてがシームレスにつながったシステムを設計することで、Appleは最も価値の高い企業になった」(エリソン氏)
    • データベース専用機「Oracle Exadata Database Machine」とミドルウェア専用機「Oracle Exalogic Elastic Cloud」の2製品を紹介
      • ハードウェアとソフトウェアを開発段階から融合して圧倒的な高性能化を実現している点を強調
      • 安価なサーバ、ストレージを「InfiniBand」で接続する、超高速な信頼性の高い並列化ネットワークを構築
      • 「ハード、ソフトをすべて並列化することによって、10倍のデータ転送量を実現した」(エリソン氏)
      • 「データ転送量を10倍にし、データ圧縮率を10倍にすることで、データ転送速度に100倍になる」 (エリソン氏)
    • メモリへのデータ格納技術
      • ディスクはアクセス速度が遅く、信頼性も低い、時代遅れの技術であると指摘
      • ExadataとExalogicの両製品には大量のDRAM、フラッシュメモリを搭載することでディスクの使用を抑えている
      • 「1ラックのExadataで150万IOPS」に達する
    • 導入する日本企業の事例紹介
      • アサヒグループは同製品を導入し、2時間かかっていた営業分析クエリ処理時間を30秒に短縮
      • 伊勢丹も販売分析に同システムを用いて、クエリを25倍高速化
      • マツダがPeopleSoftを用いた給与計算を4倍
      • 野村総合研究所(NRI)がレファレンス・クエリを最大で224倍
      • NTTドコモが10倍のデータ圧縮により顧客情報分析スピードを95倍
    • Exadata、Exalogicについて
      • 「直近の四半期でも130%以上も売上が伸張
      • 年間10億ドル規模
    • Exalogicについて
      • 「データベース分野で実現したことをミドルウェア分野でも実現することを使命」(エリソン氏)
      • 汎用的なx86サーバと比較して10倍のWebリクエストを処理できる
      • Javaアプリケーションのレスポンス・タイムが従来の10倍、同時接続ユーザー数は5倍
    • Exalogicを導入する企業の事例
      • ハイアールはWebLogicアプリケーションを同製品で稼働中で、競合に比べ、2分の1のコストで7倍のスピードを実現
    • InfiniBandで相互接続することで、高速なクエリ・パフォーマンス、超高速分析が実現
    • 未来のコンピューティングについて (エリソン氏)
      • 「彼(スティーブ・ジョブズ)はAppleに復帰した際、シンプルなアイデアを持っていた。当時は、MicrosoftやIntel、HPが一緒になってPCの世界を作り出そうとしていた。しかし、それは非常に複雑で、利害関係が対立しており、意思決定が取れず、整合性がとれなくなっていた。彼はそれを見て、1社で、つまりAppleですべてをやってしまおうと考えた。それが彼のアイデアだった」
      • 「彼が復帰した当時、Appleの時価総額50億ドルほどだったが、今や100倍以上となり、世界で最も価値の高い企業となった」
      • 「これは正しいアイデアであり、未来のコンピューティングの姿だ。将来のモバイル・インターネットに向けての、オラクルの戦略となる」
という事らしい。

ディスクが遅く、メモリをディスクの代わりに使用するという事に関しては賛成。
また、PC同士の通信がLANでは遅く、InfiniBandを使用して改善を試みた事に関しては大企業ならではの開発力だと思う。
個人では決して出来ない仕事。

只、ハードウェアとソフトウェアの融合及び現在のスティーブ・ジョブズの戦略が正しいアイデアという事に関しては、私は違和感を覚える。

確かに現在のアップルは成功しているが、過去同じ戦略を行っていたアップルはMSに負け、衰退していった事をみんな忘れているのではないだろうか。

1社独占では所詮、1社のアイデアしかない。

様々な会社の新しいアイデアを取り込むために枠組みは決めるが、それ以外は自由に開発させて取り込む戦略のほうが成長が早い。

アップルも数年のうちにAndroidに負けると私は考えている。

Oracleのような専用機を作るメーカーならHWとSWの融合はさほど問題ないが、それが一般的なPCやその他にも通用するかは大いに疑問がある。


記事
オラクルのエリソンCEOが語るハードとソフトの融合――ジョブズ氏のエピソードと未来のコンピューティング Yahooニュース

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