2012年3月1日木曜日

20代より30代で放射線を浴びる方が癌の発生確率が上がる。

広島と長崎で原爆の被爆者を追跡調査した結果を発表したようです。

記事などによると
  • 被爆と癌の関係を調査
    • 対象は個人線量が推定できる約8万7千人
    • 期間は1950-2003年の死因を調査
    • 調査結果
      • 同期間中に約5.1万人死亡 (63.2%)
      • 死因の21.6%が肺がん・胃がんなどの固形がん
    • 結論
      • 30歳で1シーベルト被爆した人が70歳になった時に固形がんで死亡するリスクは被爆していない人に比べて42%増加
      • 被爆時年齢が 10 歳若くなると29%増加
という事です。

若い時に放射線を浴びたほうが悪影響があると思っていたけど、この研究結果からは異なる結論が出ている。

まぁ、放射線を浴びたほうが長生きできるという報告よりは、納得できる内容。


記事

被爆でがんリスク42%増加 放影研、50年余の追跡調査 北海道新聞


参照ページ
原爆被爆者の死亡率に関する研究、第 14 報、1950-2003、がんおよび非がん疾患の概要 財団法人放射線影響研究所

0 件のコメント:

コメントを投稿