2012年3月14日水曜日

穀物価格が上昇し始めているようです。

以前ブログ"穀物の価格は下がって欲しい。"でバロンズが南米で大豆豊作予想で下がっていると書きましたが、実際は熱波で打撃を受けているようです。

記事によると
  • トウモロコシや大豆といった不可欠な農作物の価格が再び上昇 
  • トウモロコシ相場
  • トウモロコシ日足1年
    • 供給の逼迫が続いている
    • 2012年3月12日3%上昇、6ヶ月ぶりの高値を付けた
    • 2011年に過去最高値を付けた
  • 大豆相場
    • 南米の熱波で大豆生産が減少
      • ブラジルでは国内の主要産地が深刻な干ばつに見舞われている
      • 最近の猛暑でアルゼンチンの大豆栽培地域の多くに打撃 
    • 1月中旬以来15%上昇
    • 2011年に3年ぶりに高値を付けた
    • 大豆日足1年
  • 小麦相場
    • 2012年3月12日2%上昇
    • 小麦日足1年
  • 穀物相場は急激な反転局面に差し掛かりつつある可能性がある
    • アメリカの農家がトウモロコシを第二次世界大戦以降最大の作付予定 (米農務省計画より)
    • 3年連続で上げ下げの激しい相場となる可能性がある
    • 上昇すれば中国をはじめとする食糧輸入国でインフレ圧力が高まる 
    • 相場が急落すれば、米国など依然ぜい弱な輸出主導経済の原動力が弱まる
  • 「最近の相場変動につながっている要因の多くは引き続き流動的だ」と議会で警告 ( シンクタンクFood and Agricultural Policy Research Instituteパット・ウェストホフ所長 )
  • ブラジル農務省商品供給公社(CONAB)は大豆の生産高見通しを昨年比8.7%減少修正
  • 米国の農家の純現金収入は今年、11.5%減少する見通し (米農務省より)
  • 米農務省は、12年の国内の食料価格上昇率は2.5-3.5%になると予想 
という事らしい。

以前のブログ"商社が南米から穀物の調達を増やすようです"で商社が南米からの穀物の買い付けを増やしていると書きましたが、このまま穀物価格が上がると商社はウハウハですね。

でも、国内需要逼迫してきたら南米各国はロシアのように輸出制限するかもしれない。
そうすると商社も影響を受けざる得ない。

どちらにしても穀物や資源価格は下がらないと世の中は回らない。

記事

穀物価格が再び上昇 相場は引き続き大幅変動の見通し WSJ

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