2011年12月6日火曜日

中国政府が発表した濃い霧とは毒霧だった?

中国は、

  • 高速道路が濃い霧で封鎖(Yahooニュース
  • 空港が濃い霧で封鎖(REUTERS
  • 北京オリンピック時、当局はスモッグを否定(AFP

ということで、アメリカ大使館は独自の公害モニター装置で大気汚染を測定し、Twitterで発表しています。

見てみるとずっと"Very Unhealthy"が続いている。(@BeijingAir Twitter feed
"hazardous"も結構ある。

これらを受けて、中国政府も最近、軽度の汚染と発表したらしい。
中国の主張は

  • 北京市内27箇所で計測している
  • アメリカは1箇所で計測している

だから、中国側の発表の方が正しいという主張らしい。(サーチナニュース

どうやら中国とアメリカの計測する物質が違うことが原因らしい。

  • 中国側     2.5-10ミクロン
  • アメリカ側 2.5ミクロン以下

SPM規制で中国側は10ミクロン以下を計測しているのだろうが、現在はPM2.5規制が主流。
2.5ミクロン以下は気管を通過し気管支や肺まで到達する大きさで、発ガン率が高くなるといわれている。

中国も今のうちに規制しないと、日本の公害被害のように自国民の健康被害が広がる可能性が高い。


中国の大気汚染―「濃い霧」と主張する政府に勝った米国大使館 WSJ

keyword:中国大気汚染アメリカ

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