2011年12月10日土曜日

ソフトバンク。自グループのYahooメールではなくGmailを選択。

ソフトバンクはYahooJapanの第一位の株主で35.6%(2011年9月期)持っている。

なのにライバルのグーグルのサービスを利用するとは。
YahooJapanはもちろんYahooメールサービスを行っている。
でも、グーグルを利用。

これは、自社自らYahooメールよりGmailの方が費用対効果と認めたようなもの。
孫さんは知っているのだろうか?

今までは
  • 国内の自社データセンターで使用
  • MSのExchangeを使用
  • ユーザ当り1GBの制限
Gmail
  • 6,000円/年・ユーザ。グループ全体で約15.6百万円
  • 運用コストは従来と変わらない
  • ユーザ当り25GBの制限に増加
  • 大阪か東京の回線のどちらかが生きていれば利用できる(災害対策)
    実際、東日本大震災の時、東京から海外に出るトラフィックを大阪へ切り替えている
  • セキュリティ水準が保てる(詳細は不明
    • 配布端末(iPhone・iPad)からVPN接続できる
    • それ以外の端末からは接続できない
  • 追加料金が発生しないGoogle Appsの他機能の利用も進める(予定)
  • 使用例
    • 既存の営業支援システム(SFA)とGoogle Appsのカレンダー機能の連携
      • SFA上で商談の日程や進捗状況を入力すると、自動的にカレンダー上に転記され、上司は部下の商談日程や状況を一目で確認できる
    • Google Apps上でアンケート
      • 既存はExcelや電子メールで集計(今の世の中でEcxcel集計とは
      • 自動的に処理でき、多くの手間が省けるようになった(それが普通
イタリック)内は管理人意見

恐らくはソフトバンクは法人向けにグーグルのソリューションを販売していくつもりなのだろう。
国内のSIにとってはかなり厄介な競争相手となる。

ソフトバンクグループ、1月から全社員2万6000人がGmailに移行 日経新聞

keyword:経済、Gmail、ソフトバンク

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