2011年12月21日水曜日

中国の発電量の発表にわざわざ"送電網と接続済み"とあるのはなぜか?


中国電力企業連合会の発表によると

  • 全国の11月電力消費量
    • 前年同月比9.9%増加
    • 増加率は前月に比べて1.5ポイント低下
    • 前月比では1%の増加
    • 前年同月を1.3ポイント下回る
  • 全国の11月重工業向け電力の消費量
    • 前年同月比10.6%増
    • 増加率は前月に比べて3.5ポイント低下
    • 1―11月の電力消費量は前年同期比11.85%増加

と書かれていますが、よくわかりません。
該当のHPを見ても中国語なのでよくわかりませんでした。

かわりに別のデータを見つけたのでそれを記載。
どうやら大規模?工業の伸び率が鈍化してきているようです。
金融引き締めがあったのは2、8月。緩和が11月。
12月から2月の間に伸び率が戻らないと、中国の景気減速は間違いなさそう。

後、注目すべきなのは風力発電。
送電網と接続済みの風発施設容量

  • 11月末時点で3997万キロワット
  • 前年同期に比べて52.9%増加

何が注目かといえば、わざわざ"送電網と接続済み"と発表している事。
なぜなら、中国の風力発電は、無計画に風力発電施設を建設し、送電網に繋がっていない事が多い。
だから、わざわざ"送電網と接続済み"と発表している。
日本だと投資回収が遅れるからやらないけど、考えずにとりあえずやるというのは、勢いがある内の出来ることか。

伸び率もすごいが、この内どれだけ不良品が混ざっていたり耐久性が低い物があるか心配。

記事
11月の中国電力消費が伸び悩む、重工業向けがダウン Yahooニュース

参照ページ
"2011年1-11月份电力工业运行情况简要分析" 中国電力企業連合会
"统计局:11月工业增加值同比实际增长12.4%" 中国電力企業連合会

keyword:経済中国風力発電

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