中国のグリコ森永事件か？２

以前、『中国のグリコ森永事件か？』でコカ･コーラの製品を飲んだ人がなくなった事件を書いたが、その続編。

現時点で、わかっている事は

• 子供1人死亡、3人健康被害
• 飲んだのは「Minute Maid（ミニッツメイド）Pulpy Super Milky」のイチゴ味
• 発生したのは長春市のみ
• 現在は吉林省から該当の商品を店頭から撤去済み
• 飲み残しから、殺虫剤の有毒物質カルバミン酸塩が発見
• 警察の捜査により、中毒の原因は2本のボトルに絞られた
• 1本は死んだ子どもとその母親が飲み、もう1本はその他2人が飲んだ
• 中国では過去にもコカ・コーラの製品に毒物が混入されたことがある
• 過去に水銀を自ら飲み「スプライト」を飲んで中毒になったと自作自演の事件があった

といったところか。

過去の事案から見ても、

• 製造段階での混入の場合、もっと広範囲・多数の被害者がいるはず
• 店頭での混入の場合
• キャップが空いていたら気付くはず
• 注射器で混入した場合、ペットボトルに痕があるはず
• 自宅で混入された場合、キャップが空いていても不思議ではなく、犯人は限られる
• 自作自演の場合、毒物の入手経路や警察の尋問で判明する可能性が高い

今後の進展を見たい。

中国警察当局、乳飲料毒物混入事件を捜査 WSJ

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