2012年7月4日水曜日

正常な妊娠期間とされる37-41週の間で子供の学力の差が出ているようです。

早産は成長に悪影響があると言われていますが、正常な妊娠期間とされる37-41週の間で学力の差が出ているようです。


記事によると

  • 妊娠期間が2週間短いと、子供の計算力と読解力にマイナスの影響が及ぶ可能性がある
    • 研究機関
      • コロンビア大学医療センターとニューヨーク・プレスビテリアン病院の研究者
    • 研究対象
      • 妊娠37~41週目に生まれ、後に市内の学校に入学した子供12万8050人を1988年から92年にかけて調査
      • 3年生時点の計算力と読解力の標準化テストの点数を調査
    • 研究結果
      • 計算力と読解力の点数
        • 妊娠37、38週目で生まれた子供 < 妊娠39、40週目で生まれた子供
      • 生まれた週による点数差は小さかった
      • 計算力も読解力も、遅く生まれた子供ほど点数が高かった
      • 37、38週目に生まれた子供は、読解力と計算力の習得に障害が生じる相対リスクが高かった
        • 読解力で軽度の障害があった子供の割合
          • 37週目生まれ:11.8%
          • 40、41週目生まれ:10.4%
        • 読解力で重度の障害があった子供の割合
          • 37週目生まれ:2.3%
          • 40、41週目生まれ:1.8%
    • 既知の事実
      • 通常40週で出産
      • 37~41週は正常な期間
      • 37~41週間の正期産期間に生まれた子供の間の違いについてはほとんど知られていなかった
      • 子供の脳は妊娠終盤の週も急激な成長を続けている
という事らしい。


出産は正常な期間でできるだけ遅いほうが良いようです。
42週も過ぎると別の弊害が出てきますので注意してください。

後、注意したいのが、週の間で点数は小さかったと言う事。
それ程、学力に影響をしている訳ではないようです。

まぁ、早産にならないように妊婦さんは体調に気をつける程度に思い留めていれば、良いのではないでしょうか。


記事
妊娠期間2週間短いだけで子供の成績に影響も=米研究 WSJ


参照ページ
Academic Achievement Varies With Gestational Age Among Children Born at Term pediatrics

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