ブラックフライデーとはアメリカの感謝祭の翌日の金曜日のことです。
アメリカでは、クリスマスセールがこの金曜日から始まり、小売店が黒字になる事からこう呼ばれています。
他に、サイバーマンデーがあります。
これは、感謝祭の休暇開けの月曜日に職場でネットショッピングする人が増える為、こう呼ばれています。
コンプライアンスが叫ばれているアメリカでもこの時は、私的利用が許されているのでしょうか。
話を戻して、
タイトルにある通りに銃が全米で最大の売れ筋というデータはありません。
しかし、銃が例年以上に売れたことは確か。
BlackFriday.netによると売れ筋は
- iPad
- Kinddle
- iPhone4
- iPodとそのアクセサリー
- wiiやPS3、Xboxなどのゲーム機
- テレビ
- デジタルカメラ
- Blip社の"Squinkies Bubble Pack"というおもちゃ
算出根拠が不明ですが、電子機器が上位に来ています。
アメリカの銃に話を戻しますが、事実として
- FBIに今年のブラックフライデー1日で129,166件の銃購入用身元調査依頼があった
- 過去最高の2008年のブラックフライデーの97,848件と比べると、約1.32倍
- 初めて銃を購入する人は身元調査依頼中の25%
- 女性の購入者は、昨年より9%増
- 米国で私的に所有されている拳銃は2億7000万丁
- 市民100人につき90丁相当になる(複数所持している人がいる為、実際は異なる)
- 自己申告レベルの統計ながら、銃を持っていると答えた人は47%
- 女性が世帯主である家庭の銃保有率は43%(前年は36%)
- 銃所有者の割合は南部54%、中西部51%、西部43%、東部36%
- サウスカロライナ州で拳銃やライフル、散弾銃などの消費税免税措置があった
- 銃の値引きキャンペーンをした
- MSNBCの世論調査では、回答者7万9836人の約8割が「銃は、クリスマスプレゼントにぴったり」と回答した
銃の購入者増がブラックフライデーのみのイベントの可能性もある。
事実、GSSの調査では所持世帯数が減少傾向という調査もある。
- 2010年32.3%(GSS)
- 2004年36.5%(GSS)
- 1997年40.0%(GSS)
- 1989年46%(GSS)
- 1977年54%(GSS)
アメリカ人の考え方として、自分の身は自分で守るというものがあるが、隣人が銃を持っていると怖いと思うのは日本人だからか。
銃が身近にあると暴発する事件も起きている。
それについてはアメリカ人はどう思っているのだろうか?
【肥田美佐子のNYリポート】米年末商戦初日、最大の売れ筋は「銃」―規制緩和加速が原因か WSJ
keyword:アメリカ、生活、銃、ブラックフライデー
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