進研ゼミの診断で"レオナルド・ダ・ヴィンチ"タイプ(過去のBlog参照)だったので、
レオナルド・ダ・ヴィンチのDVDを借りてきました。
BBC ダ・ヴィンチ 万物を知ろうとした男
BBC ダ・ヴィンチ 危険な関係
ダ・ヴィンチが考えたパラシュートを実験しています。
そもそも、パラシュートは城を包囲されたときに逃げる為に考えられたそうです。
ミニチュア実験で天頂部に穴がないと横になったり、ひっくり返る可能性がある事がわかっていますが、再現チームがそのままでやりたいという事で、修正せずにいきなり実験。
気球で上がり、パラシュートを吊り上げ、結構高い位置から投下。
そのまま傾くことなく、降りていった。
失敗してたら死んでた。
ヴェロッキオ工房に弟子入りした後、
『キリストの洗礼』をヴェロッキオと共に描いたそうです。
左端の天使がダ・ヴィンチの担当。
当時はテンペラ技法が一般的だったところ、ダ・ヴィンチは油彩画で鮮やかに描いたそうです。
人と違うことをして少しでも目立とうとしたんでしょう。
結構あざとい人だったのかもしれません。
その後、ダ・ヴィンチが同性愛者だったことが紹介されています。
当時、人口4万人のところに、毎年400人が同性愛者として捕まっていたそうです。
酷い場合は火刑に処される人もいたとか。
で、ダ・ヴィンチは3人の男性と共に男を売春したところ、捕まってしまった。
運がいいのか悪いのか、3人の内の1人が有力者の子供の為、鞭打ちですんだそうです。
また、当時の人は目から光線が出て物が見えると思っていたが、
ダ・ヴィンチはその反対で光線が目に入って物が見えることに気付いたそうです。
次に手記にある戦車の再現が行われました。
設計図通りに作るとうまく動きませんでした。
原因はギアの場所が悪いということで変更すると前進しました。
動力は男6人による手漕ぎ。
のろのろとしか動けません。
でも、BBCは当時これが開発されていれば前線を崩せたとの事。
平地でしか、しかも窪みがあったらはまりそうな戦車は実用に耐えられないと思います。
2枚目のDVD。
ヴェニスにいた頃、トルコ軍対策に潜水部隊を提案したようです。
で、実際にBBCは手記から再現を行っているます。
イメージとして長~いシュノーケル。
ダ・ヴィンチは悪用されないようわざと間違えて書いたとしてその改良版で海に出てテストすると海底を歩くことが出来ました。
改良したところは、
- 浮きとなっているコルクに空ける穴の位置
- ふいごで空気を送る仕組みを足した
の2箇所
でもこれじゃ戦闘に不向き。
常に海上から空気を送らないといけないし、そこからあまり離れられない。
隠密行動はできそうにない。
ミラノにフランス軍が攻めてきたのでチェーザレ・ボルジアに身を寄せた。
そこで歩測で正確な街の地図を作った。
左下のグライダーらしき物の再現実験も行いました。
手記のままだと安定せずにすぐに横に倒れていました。
またしてもBBCはダ・ヴィンチは実験すれば、尾が足りないことに気付いたはずとして尾をつけたところ、安定して飛ぶことが出来ました。
次にミケランジェロとの壁が対決の話に移りました。
この対決はあの君主論を書いたマキャヴェッリが提案したと紹介しています。
しかし、ダ・ヴィンチはフレスコ技法で作成し、下絵を壁に貼り付けている途中で水害に会い、下絵を流されたり、新しく開発した絵の具の乾燥方法が不十分な為、描いた絵が流れたりと完成させることが出来ませんでした。
ミケランジェロも途中でフィレンツェを離れた為、二人とも完成させられなかったようです。
次に解剖をして人体の仕組みを解明しようとした話になりました。
老衰で欠陥が縮む事を発見したり、裕福なものを食べていると血管が詰まる事に気付いたようです。
しかし、周りから怪しまれ教皇の命令で解剖は中止させられました。
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