ギリシャの債務減免は、自主的な元本50%削減で合意。
これで問題が解決したと思っていたけど、まだもめている模様。
どうやら、
『国債の元本50%削減』
は、合意しているけど
『既存国債を新しく発行する国債に交換』
で揉めているようです。
この新しく発行する国債の表面利率(額面上の利率で市場取引の利率とは違う)をいくらにするかでEUと銀行側でやり取りが行われているようです。
EU側は勿論低く抑えたいし、銀行側は損失を抑える為に高くしたい。
また、新しく発行された国債も市場価値が下がれば、評価損が発生してしまう。
そこで、ドイツやフランスを巻き込んで、ギリシャ国債の保障をしてもらおうという魂胆。
ドイツは国民の強い反対がある為、関わりたくない。
フランスはS&Pの格下げがあったばかりで、新たな火種は抱え込みたくない。
どのような決着を迎えるか注意して見ましょう。
今後の予定
1月20日 | 独仏伊首脳会談 |
23~24日 | ユーロ圏・欧州連合(EU)財務相会合 |
月 末 | EU首脳会議 |
2月9日 | 欧州中央銀行(ECB)理事会 |
25~26日 | G20財務相会合 |
3月 1~2日 | EU首脳会議 |
20日 | 144億ユーロのギリシャ国債償還日 |
※日経新聞より
記事
ギリシャ債務減免交渉、独仏首脳に参加要請へ 日経新聞
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