2012年1月29日日曜日

電子書籍フォーマット戦争。黒船に日本市場は席巻されるでしょう。

音楽携帯端末の普及期でもフォーマット戦争があった。
結局その時は、著作権保護の機能があるフォーマットが下火になった。

電子書籍ではどうなるでしょうか。

記事によると
  • 日本の現状
    • 電子書籍で利用されるフォーマットは、国内だけで数十種類
    • フォーマットの多くは独自形式であり、OSの標準機能では読むことができない
    • 閲覧するには、配信サービスが公開している各端末用のリーダーアプリを使う必要がある
  • リーダー自体の“Webアプリケーション(Webアプリ)化”に脚光
    • Kindle Cloud Reader (Amazon)
      • HTML5ベース
      • オフラインで読むこと可能 (電子書籍をダウンロードした場合)
    • ボイジャー (日本)
      • Kindle Cloud Readerと同様の仕組みを発表
        (恐らくBinBの事)
  • フォーマットの標準化
    • 国際デジタル出版フォーラム(IDPF)が、「EPUB 3.0」の最終版を公開 (2011年10月)
    • EPUB3.0はHTMLの仕組みを流用
    • EPUB3.0は縦書きやルビなど日本語独自の表記に対応
  • 著作権保護について
    • 配信サービスによって著作権保護技術やユーザー認証方式が異なる
    • 購入した配信サービス以外のリーダーでは閲覧できない場合が一般的
    • 紀伊國屋書店とソニー、パナソニック、楽天の4社  (2001年6月)
      • 利用者が購入したコンテンツを一元的に管理できる環境を目指す
      • 紀伊國屋書店と楽天の配信サービスが、ソニーやパナソニックの端末で利用できるようになっている
    • アマゾン・ドット・コム
      • 国内で電子書籍事業参入で現在、出版社と交渉中
      • Kindle Store
        • 100万点超の巨大な電子書籍配信サービス
        • 話題作を紙の書籍より電子書籍で先行販売
        • 一部の電子書籍を格安で販売
日経新聞より
日本勢が国内でごたごたしている間に、海外からメジャーがやって来て国内席巻。
いつものパターンになりそうです。

所詮は日本人は村社会人間。

記事
電子書籍の「課題」解消に期待、アマゾン参入も鍵 注目ITを読み解く(4)+ 日経新聞


参照ページ
紀伊國屋書店、ソニー、パナソニック、楽天が電子書籍ビジネスで共同戦線 アイティメディア
アマゾン電子書籍、年内にも日本語版サービス開始か AFP通信

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