2012年1月23日月曜日

日本にはTPPと研究開発,人材の確保が重要

私個人的には、キヤノンの利益相反な事(週刊誌に載っていた事が事実なら)をやっていた御手洗さんは嫌いです。
しかし、大企業に長年勤めていた人の見方は参考になるので記事を読んでみました。

記事によると
  • 増税だけ行っても、3-4%の成長軌道がなければ、日本の再建はない
  • 日本国内の需要が減っていく
  • 成長率の高いアジアに需要を取り込む必要がある
  • 環太平洋経済連携協定は必要
    • 韓国は既に実践している
    • 日本のコンペティターの韓国が有利となっている
  • 食料自給率の向上は重要な課題
    • 守らなければならない農業分野もある
    • 輸入品との価格の差額を農家に直接的な所得補償として払う方式を導入すべき
    • 農家の経営規模を拡大し、農産品のイノベーションを促す農工商連携を作り上げるべき
    • TPPを通じて、日本の農業は競争力を持った輸出産業に変えることが可能
  • 研究開発が重要
    • 日本の研究開発費は対GDP比でみれば、先進国とほとんど同等
    • 日本では7-8割を企業が投資しており、政府の比率は小さい
    • 米欧や中国は政府の比率が高い
    • 日本は 法人税は先進国で最高の水準
    • 日本企業は研究開発投資と法人税の2つの重い負担を背負わされている
    • 研究開発投資にはある程度の減税がされるが、競争力を高めていくのは難しい
  • 日本企業が海外市場で勝つことは日本国内の雇用を守ることになる
    • キヤノンは連結で売り上げの80%は海外市場
    • キャノンの社員のうち日本人の比率は40%(約7万人)
    • キャノンの世界各国の研究開発拠点から生み出されるものは競争力につながっている
  • 研究開発は人材の確保が重要
    • 本格的な「移民法」をつくり、高水準の人材を呼び込むことが重要
    • 一般的な仕事でも、ニーズのある分野では外国人労働力の活用が必要
  • 日本の人材のレベルアップも不可欠
    • 英語力と意識の国際化がカギを握る
    • 英語は国際共通語になっていく
    • 小中学校に英語を母国語とする外国人教員を配置し、英語教育とともに外国人との接点を増やし、意識を変えていく必要
    • 高校、大学では留学の機会を飛躍的に増やすことが必要
    • 海外に触れるチャンスをつくる事が必要

製造業だけあって、TPPの必要性は身にしみて感じているのだろう。
また、研究開発が重要というのは確か。
しかし、先進技術だけでなくデザインや地域のニーズを把握するという事も重要。
優秀な人材の確保が今後の問題になってくるのは確か。
最近の日本は、学生の優秀な人とそうでない人との格差がどんどん広がっているように思える。
優秀な人はいいが、そうでない人の方が問題。
そういう人は不満ばかり言って、手に負えない。

記事
海外の活力を生かす日本を始めよう キヤノン・御手洗冨士夫会長 日経新聞

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