2011年12月7日水曜日

新日鉄の次の事業の柱になりうる素材。

新日鉄は車用高級鋼板が炭素繊維に侵食されつつあり、収益基板が揺らぐ可能性があったが、これが事業化され、軌道に乗れば新たな収益源になる。

競合相手はSUMCO信越化学か。

景気が悪い今、シリコン価格は下がっているが、景気が上向きになれば必ずシリコン価格が上がる。
その際に、通常の単結晶シリコンより安価な価格で提供できれば、必ず需要はある。
景気の悪い今、積極的に太陽光発電メーカーなどと実用研究をしてもらいたい。

プレスリリースによると新日鉄の炭化珪素ウェハのメリットとして

  • シリコンウェハに比べ、デバイスでの電力変換損失を半分以下に抑えることができる
  • シリコンウェハに比べ、耐電圧性や耐熱性にも優れる
  • 主流の3,4インチより大きい6インチ

ということです。

ちなみに私は新日鉄の株主です。

新日鉄プレスリリース

新日鉄、大口径SiCウェハの開発に成功 EVやHV向け Yahooニュース

keyword:新技術新日鉄シリコンウェハ

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