2011年12月2日金曜日

名工の作品はまねできても、腕はまねできない。

名器も今は分析してその仕組みを知れる時代。

確かに今のストラディバリウスの音を再現できるだろうが、複製したバイオリンが年を経ると同じ音になるとは限らない。
ストラディバリウスは年を経て、音が熟成するようになっていると聞く。

複製したバイオリンは年を経るとどうなるのか誰もわからない。

また、音を似せてもそれからの進化は無い。

名工の作品はまねできても、腕はまねできない。

だとしても、安価に音の良いバイオリンが流通するのは良いこと。
高価なバイオリンが変えないといい音が出せないのでは、金持ちが有利。

高校時代、ブラスバンドの先生が嘆いていた。
大会に出ても、資金がある学校の方がいい楽器を揃えてよい音を出す。
勝負の土台が違いすぎると。

良い物が安価に手に入ることは良いこと。
バイオリンを作っている人も過去の名器を越える物を作れるように頑張ってほしい。


名器ストラディバリウスを3D CAD技術で複製、「驚くほどよく似た響き」 Yahooニュース


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