詳しい理由もわかっていないと意味が無いことが多い。
記事によると
- 「肝臓を休ませることがよいという科学的な根拠は薄い」
- 「休肝日の設定は総量をコントロールする現実的な手段」 (東海大学医学部付属東京病院の西崎泰弘副院長)
- 総量から
- 毎日2合、1週間通して14合以内なら悪影響はほとんどない
- 毎日3合、1週間で計15合を超えると飲み過ぎ
- 例えば毎日3合飲んでいる人が2日飲まなければ1週間に15合に抑えられる
- 酒量把握できるかという面から
- 飲み会などで、何杯目かを把握している人はほとんどいない
- 同じカクテルでもバーテンダーによって濃さは変わる
- 総量を把握することが難しい場合は、飲まない日を設けた方がよい
- 48時間あれば、アルコール依存症特有の禁断症状の有無がわかる
- アルコールの悪影響
- 肝臓の許容量を超えれば、血中のアルコール濃度が高くなる
- 無茶飲みの回数が多い人ほど、脳卒中になるリスクが高まる
- アルコールのメリット
- アルコール自体に血液中の善玉コレステロールを増やして動脈硬化が進むのを防ぐ効果がある
- 男性なら「1日1合」、女性なら「同2分の1合以下」で、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞による死亡率が3-4割減る
- 「1日に1合未満」の酒を飲む人はがんを含む全死亡率が最低で、飲まない人よりも低い
- アルコールの適量は男性の場合、日本酒1合、またはビール中瓶1本程度
- 肝臓の負担から
- 暴食やカロリー過多の食生活も肝臓にとって負担
- 過剰なカロリー摂取は脂肪肝を招く
- 1999年時点で約30%が脂肪肝
- その内、半分はBMI25以下
- アルコールは肝臓で中性脂肪をできやすくしたり、肝臓から中性脂肪を排出しにくくしたりする
- お酒にまつわる噂
- 肝臓にはシジミがいい
- ×:シジミには鉄分が多く、肝臓病に悪い
- ○:シジミの煮汁にはビタミンB1など肝炎にいい成分が含まれる
- お酒に強い人は肝臓が強い
- ×:お酒に強い人は悪酔いしにくいが、肝臓の強さには関係無い
- 飲む時には炭水化物を控える
- ○:アルコールは脂肪と似ている為脂肪分を控える
- ×:アルコールは糖分の分解を抑えるので、減らしすぎると低血糖になりやすい
- 水を飲めば酔いはさめやすい
- ×:水を取ることは大事だが、酔いがさめやすくなるかは関係無い
- 汗をかくとアルコールが早く抜ける
- ×:汗で体の外に出るアルコールは極微量
- 二日酔いは体内に残ったアルコールが原因
- ×:アルコールやアセトアルデヒドではなく、脱水症状や低血糖などの複合要因
- 赤ワインを飲むフランス人は心臓病が少ない
- ○:アルコールが動脈硬化を予防する効果と考えられるが慢性膵炎は多い
という事らしい。
要は肝臓の処理能力を超える量を飲むと悪影響が出る。
肝臓の処理能力は人種や人によって異なる。
という事は記事の数値は日本人の最小値に合わせてあると思われる。
自分の限界酒量を調べれるようになるとより自分にあった酒量がわかる。
遺伝子で調査すれば良いと思う人もいるかもしれないが、加齢や肝臓の状態によって限界酒量もかわってくるので余り意味が無いと思われる。
記事中で1日日本酒1合、ビール中ビン1本程度ということはアルコール量は
1合(180.39ml)×15%=27.0585
中ビン(500ml)×5%=25
と大体25-27ml程度いう事になる。
キリンビールのサイトに詳しく酒量と飲酒慣習を診断するサイトがある。
普段から飲酒を行う人はそのサイトを見て、普段の摂取アルコール量をチェックされると良いと思います。
記事
誤解だらけの「休肝日」 どれだけ飲んだら飲み過ぎか? 日経新聞
参照ページ
飲酒慣習診断ページ キリンビール
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