その為にも、輸入先の多様化が急がれているが、その1歩。
記事によると
- 2012年4月17日三菱商事と三井物産は2016年にも米国から液化天然ガスを輸入すると発表
- それぞれが年間400万トンを輸入 (合計で年間800万トン)
- 日本の電力・ガス会社のほか、一部を欧州などへも供給予定
- LNG基地運営子会社であるキャメロンLNGと、天然ガスの液化作業を委託することで基本合意
- 天然ガスを日本に輸入する為にはタンカーに載せる為、液化する必要がある
- 両者の北米での権益
- 三井物産は米国2カ所
- 三菱商事はカナダ
- 米国からFTA非締結国向けにLNGを輸出するにはエネルギー省の許可が必要
- キャメロンLNGは2011年12月に輸出許可を申請済み
- 現在は承認待ち
- 日本は世界最大のLNG輸入国
- 2011年の輸入量は約7800万トン (前年比12%増)
- 調達先が中東、豪州、東南アジアに偏っている
- LNGの現在のスポット価格は15-16ドル/100万BTU
- 震災前から7割上昇
- アメリカの天然ガス先物価格は2ドル/100万BTU
- 三菱商事は英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルなどとカナダ西海岸でLNGの合弁生産に乗り出すことで調整
- アメリカから天然ガスを輸入した場合、液化コストや輸送・保険費用を加え現在のLNG価格に換算すると11ドル程度
日本は原子力政策が一部の国民の反対にあっている為、再開が難しくなっている。
その為、足元を見られ高いエネルギーを買わされている。
アメリカから輸入できるようになると価格を低く抑えられるようになる。
しかし、輸入開始は2016年。
後、4年もある。
まだまだ、日本はカモにされそう。
記事
三菱商事と三井物産 米国からLNG輸入、16年にも 日経新聞
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