2012年4月10日火曜日

自閉症の発症と母親の体重が関係あるかもしれないという話。

子供になんらかの障害があると子供も不遇だし、その親も不遇になる可能性がある。

気をつけることがあるなら、やっておきたいところ。

記事によると

  • 母親の肥満が自閉症と診断される子どもの増加に寄与している可能性がある
    • 調査チーム
      • カリフォルニア大学デービス校とバンダービルト大学
    • 調査対象
      • 自閉症の子供を含む2-5歳の子供1000以上とその母親
    • 調査結果
      • 肥満の母親の方が自閉症の子供が生まれる確率は60%高かった
      • 肥満の母親の方がその他の認知・行動面での発達遅延がみられる子どもが生まれる確率は2倍
      • 妊娠前または妊娠中に高血圧症ないし糖尿病の場合、一層際立った (具体的数値は無い)
    • 考察
      • 「胎児の脳は基本的に母親の体内で起こっている全てのことから影響を受けやすい」
        「どの子どものケースにおいても一つの要因が原因だということはない。『母親を責める』ような問題ではない」 ( カリフォルニア大学デービス校イルバ・ヘルツピッキオト博士 )
      • 母親の体重ないし代謝障害がどのように自閉症やその他の発達障害に作用するのかについては不明
      • インスリン抵抗性が要因の1つと考えられる ( ヘルツピッキオト博士 )
        • 胎児の脳は多くの糖分を必要とする為、肥満によって糖を脳などの組織に送ったりする方法が変わるなどして影響する可能性がある
  • 2012年3月アメリカの子供の88人に1人が自閉症スペクトラム障害 (2009年は110人に1人)
  • 自閉症のリスクの約半分は遺伝子的なもので、残りの半分が親の年齢、早産、それに妊婦用ビタミン剤を摂取しなかったこと
  • 今回の研究チームは昨年、今回と同じ人での調査で胎児の家族が妊娠第3期に幹線道路の近くに住んでいると、自閉症リスクが2倍に上がったとする結果を発表
  • 出産と出産の間が12カ月未満の場合も、自閉症との関連がある
という事らしい。

とりあえず妊娠する予定の人は、適度な体重の方が良さそう。
また、妊娠中はしっかりビタミンも取って幹線道路近くには住まないようにした方が良いのだろう。

具体的な原因がわかっていないので、無駄な行為で終わるかもしれないけど生まれてくる子供の為には念の為、行った方が良いだろう。

でも、わたしにはパートナーがいないので当面はそんな心配はしなくてもよさそう。


記事
自閉症、母親の肥満と関係=米研究チーム WSJ

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