恐らく世界最先端を行っているシステムがこのKiva Systemsのシステム。
記事によると
- 倉庫ロボットシステム会社のKiva Systemsのシステム
- 倉庫内の作業を徹底して自動化
- 商品の搬送はロボット
- 自動化で処理できる注文数が2-3倍になる
- 注文があると
- ロボットが該当商品がある棚ごとピッキングをしているスタッフの場所に移動
- スタッフはポイントレーザーで示された棚の商品を取り出す
- 商品のバーコードをスキャンする
- 出荷用の箱が並んでいる棚で入れるべき箱のランプが点灯する
- ランプが点灯している箱に入れ、入れたことを示すボタンを押す
- 出荷用の箱が全て埋まると、出荷担当者の場所へ棚ごとロボットで移動
- よく売れる商品がある棚はピッキングスタッフの近くに移動し、そうでない棚は遠くへ行く仕組み
- フロアーの床にはロボットが移動する為の導線の模様が書いてある
- なのでロボット同士が渋滞しないように制御できる
- システムの値段は
- スタートアップキット:100万ドルから
- 大規模倉庫:1,500-2,000万ドル
という事らしい。
ごちゃごちゃ言うより実物のシステムを見てもらうとそのすごさが分かる
倉庫の自動化はいろいろあるけど、棚ごと移動するという発想は無かった。
確かにこうすれば棚からピッキングするシステムの開発を行う必要が無い。
また人が移動する必要が無いので無駄が省ける。
問題点として棚に積める重量とその高さに制限がありそうということぐらい。
それとロボットの動力もちょっと気になる。
調べてみると重量は3000ポンド(約1,360)までというのはあったがその他についての情報は見つからなかった。
こういうシステムは日本でも普及しそう。
記事
Amazonが620億円で買収する「倉庫ロボット」のすごさ ねとらぼ
参照ページ
Kiva Systems
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