2011年12月2日金曜日

助かったのはたまたま。

犠牲者0の福祉施設が紹介されていました。

事前に決められていた手順で行うと全員を救うことが出来なかったが、現場の判断で柔軟に対応し、全員を救うことが出来たというのが主な内容。

  • 責任者は被災当時、現場にいなかった
  • 当初に予定されていた提携していた場所に全員を移送するには時間(予想津波到達時刻)が足りなかった。
  • 現場の判断で、近い空港に全員を移送した。

私の意見では、偶々助かっただけである。

  • 空港も実際、津波に襲われている。
  • 空港が受け入れを拒否する可能性もあった。
  • 移送途中に津波に飲み込まれる可能性もあった。
  • そもそも、空港が津波に覆われる可能性もあった。
  • 空港で病気や怪我した場合、対応できたのか。

当初に策定された避難計画が、十分に練られていなかった事が一番の要因。

しかし、現実に現場の判断で助かったのは事実。
今回の件を教訓に全国で避難計画の見直し、及び実際に計画通りにできるか検証をすべきである。


救えたはずの命 ~“寝たきり避難”の課題~ NHK


keyword:津波避難計画

0 件のコメント:

コメントを投稿