2011年11月21日月曜日

アラブの春はまだ来ない

「アラブの春」、「ジャスミン革命」、「Facebook革命」など色々呼び方はある。
しかし独裁者を排除することには成功したが、民主化を勝ち取ることに至っていない。
また、Facebookが全てを解決するかのごとくはやし立てた一部メディアやアラブの若者。

元々、独裁者を妥当するという目的で集まった人々は、目的を達してしますと考え方の違いが表面化し、内部対立を起こすのは日本でもお馴染み(民○党のように)。

エジプトは軍が権力を横取りし、自分達の地位や予算を守ってくれそうな人を探している。

政治に素人な青年達は政治基盤の作り方や政治交渉の方法など知らない。

今はイスラム主義者の派閥と軍の権力闘争中。


日本では、幕末の討幕運動。幕府が終わると薩摩、長州の天下。それでも曲がりなりにも民主化が進んでいったのは教育のお陰か。それとも外敵という明確な敵がいた為か。それとも外国との交流を深めたお陰か。はたまた、朝廷に権威が残っていた為か。

歴史に詳しくないし、アラブにも詳しくない私の考えだから的外れかもしれないが、人の欲望は変わらないはず。



カイロでデモ隊と警察が衝突―前日には数万人規模の抗議集会 WSJ


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