2011年11月24日木曜日

どんなシステムも最後は人しだい。

昔はホストコンピュータで集中管理していた。

それがPCの性能が向上し、分散化された。

そして、更にPCの性能が向上し、複数のPCにわたって分散化しても負荷計算やエミュレータ計算が主目的にそれ程、影響しないようになり、クラウドが登場した。

管理する側から言えば、情報など集中されれば管理対象が減る為、管理しやすい。反面、障害が発生した場合や負荷が集中した場合、影響が出る。

また、一部の不届き者からID/パスワードがもれれば、漏れる情報が増える。

その為、情報のレベルによって、アクセスできる端末を限定したり、情報を限定にする。
でも、重要な情報を元に加工されたデータが作成された場合、その作成者に情報レベルの管理が任される場合が多い為、そこから漏れる可能性がある。

今の技術レベルから言えば、大企業(管理費をかける事ができる規模)はシステムの集中管理を行い、中小は人の管理を行った方が良いか。

大企業の下請けなどは大企業のシステムを利用させてもらう事ができれば、利用させてもらう。例えば、プロジェクト管理のようなシステムで利用する。

ある程度、管理されれば後は人のモラルの問題に行き着く。

昔あった事件だと、システム部の管理者自身が情報を漏らすという事があった。大元の人間のモラルが低いとどんなシステムも”ざる”と化す。

情報の管理者は融通が利かないぐらいの堅物のほうが利便性よりもしもの時を考えればあっていると思う。



サイバー攻撃や災害… 企業、サーバー集約し防御+ 日経新聞


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