大前提として、中国はドルに変わる元を地域通貨として推し進めているというのがある。
その上で提案を見ていくと。
- 中国―アセアン自由貿易協定(FTA)の各種協定の履行、自由貿易区建設の充実、貿易投資協力の拡大
- 中国―アセアン間ネットワーク相互接続などインフラ建設を進めるための協力委員会設置
- 海上の実務協力開拓のため、中国側による中国―アセアン海上協力基金設立
- 2012年を中国―アセアン科学技術協力年とし、クリーン経済や新型エネルギー、リサイクル資源などの分野で協力強化
- 職業教育、災害マネジメント、人道支援、医療衛生など、社会や市民サービス分野の協力重視
- 6番目はニュースに記載されていない為、不明。
1は中国に物を売る時は元で決済しなさい。その元で中国製品を買いなさい。元は管理された通貨なので大きな変動はありません。
2は中国へ物を運ぶルートを確保してあげます。だから、中国製品をどんどん輸出します。
3は中国が海洋開発してあげるのでお金を出しなさい。
4は中国の技術を買いなさい。
5は中国人民があなたの国で仕事をしてあげます。だから、現地の人は雇用しません。
という風に見える。穿った見方だが今までの中国の動きを見ていると大して違わないだろう。
アセアン各国への中国依存度を高め、発言権を大きくしたいという意図は間違っていないはず。
また、中国お得意の袖の下で、各国代表やその親族会社への働きかけは行っているはず。
アセアン各国はどう動くか見守りたい。
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