2012年5月10日木曜日

クレジット端末が1,200円。店舗への即日入金サービスも。

普通、クレジット端末は十数万円かかる。

店舗数の多い会社などは無料で提供されること(クレジット会社が負担)もあるが、小さな会社では費用を負担しないといけない。

それがこのサービスだとスマホと1200円のリーダーがあればクレジット決済ができるようです。

記事によると

  • 2012年5月9日イーベイ、ペイパル、ソフトバンクで合弁会社「ペイパルジャパン」を設立すると発表
    • 小規模小売店がスマホを使ってクレジットカード決済を行える新サービスを7月から本格展開する予定
      • スマホ用のカード読み取り装置「ペイパル・ヒア」は1200円
      • 決済手数料は5%
    • 合弁会社は上場を目指す
  • カード決済が小売店の決済全体に占める比率は12% (ソフトバンク)
  • 若者の多くが今後5~10年間に財布を携行しなくなり、すべての決済をスマホで済ませるようになると予想 (ソフトバンク孫正義社長)
という事らしい。

ペイパルジャパンのHPでデモ映像があったが、店舗とお客の決済方法は
  1. 店員:スマホでペイパルのソフトを起動
  2. 店員:スマホにペイパル・ヒアを接続
  3. 店員:(メニューが表示されている)購入した商品をタップ
  4. 店員:画面上の小計ボタンをタップ
  5. 店員:客からクレジットカードを受け取る
  6. 店員:クレジットカードをスキャン
  7. 店員:スマホを客に渡す
  8. 客:画面をタップする
  9. 客:画面に指でサインする
  10. 客:画面上の支払うボタンをタップ
  11. 客:レシートの送り先を画面に表示された"携帯"、"メール"、"不要"の3つから選択し、タップ
    ※デモでは"メール"を選択
  12. 客:メールの送り先を入力
  13. 客:画面上の送信ボタンをタップ
  14. 客:店員にスマホを返す
と結構、面倒なやりとりが必要。

また、クレジットのICチップは無視しているし、クレジットカードスキャン時にセンターに番号照会しているかは不明。
なので事故カードの場合の対応はわからない。

端末が安く購入できるのは小売店にはうれしいが、一番うれしいのが即日入金サービスだろう。
通常は1ヶ月まとめて入金されるので、資金繰りに気を使う必要がある。
ただし、銀行の振替手数料がどうなるかは記載無いのでよく説明を聞かないと手数料ばかりかかってしまうかもしれない。

記事
ペイパルがソフトバンクと合弁会社―スマホでカード決済 WSJ


参照ページ
ペイパルジャパン

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