2012年5月21日月曜日

ロシアの外務次官がイランへの武力攻撃を検討している国があると発言。

ロシアの外務次官がイランへの武力攻撃を検討している国があると発言。


記事によると

  • 2012年5月20日ロシアのリャブコフ外務次官はイラン核問題をめぐり、西側諸国の一部が同国への武力行使を検討していると発言
    • G8の帰国途中に記者団に対して発言
    • 「多様な筋からの多様なシグナルの1つとして、(対イラン)武力攻撃が現実的かつ可能性のある選択肢として検討されていることが示されている」
    • 「われわれは、公の筋からも情報筋からも、このオプションが、いくつかの国で、この状況におけるより適切な選択肢として検討されているとのシグナルを受け取っている」
    • 「われわれは、このことを強く懸念している。同地域と世界が新たな分裂と激しい政治論争に陥ることは望まない」
  • ロシアは、イランを脅迫しても核兵器開発を助長するだけとして、西側諸国に対して同国への攻撃を行わないよう強く求めている
という事らしい。

西側のどの国が検討しているかは言明していない。
イスラエルは以前から公然にイラン攻撃について言及している。

それ以外の国としたら、アメリカが考えられるがアメリカはイスラエルの軍事攻撃を牽制している。

とすると、イスラエルの攻撃の具体的なプランが出来てきて、世論で牽制する為にわざとロシアの外務次官がG8と記者が集まる場で、発表したのか?

アメリカの大統領選にイスラエルのイラン攻撃支持かという争点があがってくると厄介なので、アメリカとしてはイスラエルの勇み足を抑えたいところ。

イランのホルムズ海峡封鎖問題もあるので、出来るだけ穏便にしてほしい。
さもないと石油価格がまた上がってしまう。

もしかしたら、ロシアは最近、EU危機でエネルギー価格が下がっているから危機を煽ってエネルギー価格を上げたいだけかもしれない。


記事
イランへの武力行使、西側諸国の一部が検討=ロシア外務次官 REUTERS

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