2011年11月28日月曜日

情報流出が起きていないラッキーな状態がずっと続くとは限らない

システム会社に勤めていた時は、暗号化したUSBメモリを利用していた。

バッファローがいち早く、暗号化できるUSBを発売したのでそれを利用していた。
その頃から、セキューリティ管理が厳しくなり、USBメモリでは無いが、入社1年目の新人君がユーザのネットワーク情報が入ったノートパソコンが置き引きにあい、ユーザのIPアドレスを全て変更するという事件があった。

情報の流出があると、自社だけでなくユーザ・顧客に迷惑をかける為、十分に注意する契機になった。

USBメモリの危険性は

  • Autorunにしているとウィルスが実行される可能性がある。
  • ExcelなどのOffice製品、PDF、自動実行圧縮ファイル、実行ファイルなどにウィルスが感染していた場合、運搬経路になる可能性がある。
  • USB接続規制をしていないと、情報を用意に持ち出せる。
  • 単価が安く操作性も容易な為、誰でも自由に使え、管理が難しい。
  • 紛失する可能性がある。

といったところか。

家で仕事をする為、情報をUSBメモリなどに入れて持ち運びをすると紛失する可能性がある。
また、家のPCのセキュリティ対策が十分出ない場合、ウィルスに感染する可能性がある。
情報を持ち出せるPCを限定していないと、どのデータが誰に持ち出されたか管理できない。
情報の持ち出しは、メールやストレージサービスでも起こるのでネットの接続にも注意しないといけない。

モラルの低い人は必ずいるという前提で対策を行わないと、もしもの時の損害の方が大きい。
情報流出が起きていないラッキーな状態がずっと続くとは限らない。


“野放しUSBメモリ”がセキュリティ・リスクの要因に Yahooニュース


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