2012年6月6日水曜日

投票率と投票所の関係についての話。

選挙は自分の意志を示す場。

しかし、どうやら世の中では投票所の遠近で投票するかどうか決める人が多いようです。


記事によると

  • 投票所が遠いと投票率が下がる
    • 研究機関
      • 横浜市立大学 坂口利裕准教授、和田淳一郎教授
    • 研究結果
      • 2004年7月衆議院議員選挙
        • 横浜市の投票率55.7%
        • 投票率1番の75.7%と極めて高い投票率の場所は横浜市西区みなとみらい4丁目のMMタワーズという3棟あるマンションのミーティングルーム
          • 有権者はマンションの住民
      • 2007年統一地方選挙
        • MMタワーズの投票所が約250m離れたパシフィコ横浜のハーバーラウンジBに移動
        • 投票率が44.1%に低下 (558位/639箇所)
  • 欧米の民主主義においては、国政選挙の方が地方選挙よりも投票率が高いことが「定説」
  • 日本は人口規模が小さい自治体では超村議会議員選挙の方が高い場合がある
    • 衆議院議員選挙の投票率は70~80%
    • 町村議会議員選挙の投票率は80~90%
      • 中には98%という記録もある
      • 義務投票制のオーストラリアより高い
    • 原因
      • 自分が投票するか否かが、投票した候補者の当落を左右する確率 (堀内勇作氏)
        • 最下位当選者と最上位落選者(次点)との票差が一桁であることはざら
という事らしい。

なるほど確かに投票率は天気に左右されると言うことはよく知られている事実。
つまり面倒だから行かないという人が多いという事になる。
となれば投票所の利便性も左右されてしかるべきという事か。

民度がもう少し向上するように義務教育の段階からきちんと教育していかないといけない。

国政は国のあるべき姿を考え、地方選挙は自分の住む地域の事を考えて投票するようになればもう少しましな国になるかもしれない。


記事
「政治不信が高まると投票率が低くなる」は本当か 日経ビジネス

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