2012年6月6日水曜日

カナダのシェールガス輸出計画。

アメリカでシェールガスの開発が拡大していることから、イージーなアナリストはアメリカから輸入すれば良いと言っています。

しかしガスは容積が大きい為、パイプランが引けない場合はそのままでは輸送費がかかり過ぎる。
その為、液化する施設やLNGタンカーを作る必要があります。

またアメリカは自国の資源に関して極めて高い安全保障上の意識を持っている人達がいる。
その為、ロビー活動などで議員を抱え込まないと容易にはいきません。

なのでカナダのシェールガスの輸入計画の記事です。

記事によると

  • 2012年6月5日トランスカナダは西海岸からLNGを輸出する為のパイプラインを建設すると発表
    • トランスカナダ(HP)はカナダのパイプライン大手
    • 投資額は40億カナダドル(約3000億円)
    • 2020年前後を目指すカナダ産LNGの日本向け輸出計画の一環
    • 建設には規制当局の許可に加え、計画ルートに住む先住民の同意を取り付ける必要
    • パイプライン計画
    • ドーロンクリーク―キティマット (googleマップより)
      • 全長は約700キロメートル
      • 輸送能力は日量17億立方フィート以上
      • シェールガス田に近いドーソンクリークと太平洋に面したキティマットを結ぶ
    • キティマットのLNG輸出基地計画
      • 2015年にも建設着手
        • パイプライン建設にあわせて建設すると思われる
      • 2020年頃から年間1200万トン生産
      • アジアへの輸出を計画
      • 参加企業
        • 三菱商事
        • 英蘭ロイヤル・ダッチ・シェル
        • 韓国ガス公社
        • 中国石油天然気集団(CNPC)
  • アメリカはFTA締結国以外への輸出は慎重
  • カナダは輸出へ積極的
という事らしい。

輸出開始は計画通りに進んで2020年とまだ8年も先。

8年もあれば世の中は変わっている。
東南アジアやインド、アフリカ諸国の経済発展。
それに伴うエネルギー資源の争奪戦。

もしくは経済の混迷による需要減退。

紛争による輸出制限。

その為、自前のエネルギー開発には特に注力しなくてはいけない。
また、エネルギーの供給元の分散化を進めないと安定した生活基盤は望めない。

官僚や商社の方々には日本のために頑張って欲しい。
政治家は邪魔をしないようにして欲しい。


記事
カナダでロッキー山脈越えパイプライン 日本へLNG  日経新聞


参照ページ
TransCanada

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