2013年3月6日水曜日

ツイッター上の意見は一般世論と必ずしも一致しないらしい。

こういう記事が出ると、じゃあ今までの世論調査はきちんと世論を反映していたのかと言いたくなる。
今までの調査方法と違う結果が出るのは問題と既存勢力が言っているようにも聞こえる。
実際はどうなのだろうか。


記事によると
  • ツイッター上の意見は一般世論と必ずしも一致しない
    • 調査機関
      • ピュー・リサーチ・センター
    • 調査結果
      • ツイッターユーザーの特徴
        • 世論と比べてリベラル寄りのときもあれば、保守寄りのときもある
        • 全体として否定的な意見が多い
          • 世論調査と違って、利用者はそもそも自分が重要だと感じる話題についてしか発言しない
          • 全体として好意的に受け止められている出来事でも、大多数の人が言及せず、強い不満を持つ少数派ばかりが発言する
            • オバマ大統領再選についてのツイートは1400万件近く
            • ケリー長官任命を取り上げたツイートはわずか7万件
          • 他人の批判や悪口が何より盛り上がる
        • 一般市民全体に比べると若い年代が多く、民主党支持者が多い
          • ツイッターにニュースを投稿する成人利用者
            • 半数が30歳未満 (成人全体では23%)
            • 57%が民主党員または同党支持者 (成人全体では46%)
        • アメリカ国内の成人でツイッターを使っている人は13%、時々または日常的にニュースや見出しを投稿する人はわずか3% (2012年調査)
      • オバマ大統領再選について
        • ツイッター
          • 歓迎:77%
          • 不満:23%
        • 世論調査
          • 歓迎:52%
          • 不満:45%
      • 大統領選第1回討論会で大統領が勝っていたとする割合
        • ツイッター:59%
        • 世論調査:20%
      • 2期目の大統領就任演説で良かったとする割合
        • ツイッター:13%
        • 世論調査:48%
      • ケリー国務長官の指名について
        • ツイッター
          • 賛成:6%
          • 反対:32%
          • 中立:62%
        • 世論調査
          • 賛成:39%
          • 反対:36%
          • 中立:26%
という事らしい。

なるほど、確かにツイッターは偏りがある。


ツイッターの意見だけを参考にすると、間違いが起こりそう。


日本ではネットでの選挙活動が認められるようなので、ネットの意見を重視し始めると偏った事になる可能性がありそう。

現実の人とネットの意見を良く吟味する必要がありそう。


記事
ツイッターと世論に「ずれ」 米調査機関が指摘 CNN

参照ページ
Twitter Reaction to Events Often at Odds with Overall Public Opinion PewResearchCenter

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