緑茶とコーヒーをよく飲むと脳卒中の発症リスクが低くなるらしい。

コーヒーや緑茶の効能の研究はたくさんあるけど、これは日本人を対象にした調査。


記事によると

• 緑茶を毎日、またはコーヒーを週に１杯以上飲む人は、脳出血や脳梗塞を発症するリスクが１割以上低くなる



緑茶・コーヒー摂取と脳出血発症リスク
(国立がん研究センターより)

• 研究機関
• 国立循環器病研究センター 小久保喜弘氏
• 国立がん研究センター
• 研究対象
• 全国の男女45-74歳、約8万人
• 緑茶やコーヒーを飲む習慣について質問
• その後、最長で13年間追跡
• 病気との関連を分析
• 研究結果
• 緑茶を全く飲まない人に比べ脳卒中を発症するリスクが
• 毎日2-3杯飲む人：0.86倍
• 毎日4杯以上飲む人：0.8倍
• 緑茶を全く飲まない人に比べ脳出血を発症するリスクが
• 毎日1杯から発症のリスクが下がる
• 毎日4杯以上：0.65倍
• コーヒーを全く飲まない人に比べ脳卒中のリスクが
• 1週間に3杯以上飲む人：1割以上下がる
• コーヒーを全く飲まない人に比べ脳梗塞のリスクが
• 1週間に１杯以上：0.86倍
• その他
• 緑茶やコーヒーに含まれる血管を保護する物質や血糖値を抑える物質が脳卒中のリスクの低下に関係しているのではないかと推測

という事らしい。

飲み過ぎはよくないけど、適度に飲むと脳卒中などのリスクが下がるようです。

だからといって、不健康な生活や脂の多いものを食べても大丈夫という事にはならないので注意しましょう。


記事
緑茶かコーヒー １日１杯で脳卒中減 NHK

参照ページ
茶・コーヒー摂取と脳卒中発症との関連について 国立がん研究センター