2013年2月8日金曜日

なんで円安になっているか?

なんか最近のドル円が思わない動きをしているのでちょっと調べてみた。


  • ドル円は2年物国債の金利差に連動して動く
  • 日米2年物国債金利差とドル円(週)
    (データ:2001/1/11-2013/02/04,為替:Yahoo!ファイナンスより、国債金利:財務省,FRBより)
    • 2012年10月中ごろまで連動していたが、それ以降差が広がって行った
    • どうやら、今回の円安傾向には関係なさそう。
  • お金の量の差が埋まってくるから円安になる
  • 日米マネタリーベース(季節調整なし,2000年1月基準)とドル円
    (データ:2000年1月-2013年1月,為替:Yahoo!ファイナンスより、マネタリーベース:財務省,FRB)
    • お金の量とドル円は余り連動していないようです
    • アメリカの緩和は半端ないです
    • どうやら、今回の円安傾向には関係なさそう。
  • 貿易黒字は円高に貿易赤字は円安になる
  • 日本貿易収支とドル円(月)
    (データ:2003年1月-2013年1月,貿易収支:財務省より、ドル円:Yahoo!ファイナスより)
    • 貿易収支が増えれば円高に、減れば円安に動きそうだけど、よく関係性がわかりません
  • 購買力平価(wiki)との乖離を埋めに行っている
  • ドル円と購買力平価(年)
    (データ:2001-2012,購買力平価:OECDより、ドル円:Yahoo!ファイナンスより)
    • 日本はデフレなので購買力平価は右肩下がり
    • もしこの差を埋めに行くのなら、ドル円は100円オーバーになることになる
    • ちなみに韓国はまだまだウォン高になるべきのようです
      • ドル円と購買力平価(年)
        (データ:2001-2012,購買力平価:OECDより、ドルウォン:世界の経済のネタ帳より)
期待先行で動いているのは間違いないと思いますが、なぜだかは明確にはわかりません。
これらのデータがドル円に追いつくような動きをするかもしれませんが、まだわかりません。

最後に投資は自己責任でお願いします。

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