帝国データバンクが予想する2013年業界動向。

帝国データバンクが2013年の業界動向(天気予報)を発表したようです。

• 改善が見込まれる業界
• 損害保険 (雨→小雨)
• 各社とも、業界再編・統合後の経営効率化への対応に注力するが、再編によるシナジー発揮には時間がかかる。
• 住宅・戸建 (曇り→薄日)
• 国内景気の回復が進展が期待される。消費税引き上げ前の駆け込み需要の取り込みで収益拡大を目指す。
• 住宅・マンション (曇り→薄日)
• 消費税引き上げ前の駆け込み需要や、住宅一次取得者などへのマンションの利便性訴求により、業績は底堅く推移。
• 繊維製造・紡績 (小雨→曇り)
• 各社攻めに転じる姿勢だが、自動車関連のエコカー補助金の終了、海外経済減速の長期化などにより先行きは不透明。
• 全国展開型百貨店 (小雨→曇り)
• 引き続き都心部の大型百貨店では大規模改装予定が相次ぐ。コストに見合う集客・売り上げとなるかが注目される。
• ホテル・旅館 (雨→小雨)
• 宿泊者数回復続く見込み。中国人旅行者の回復は未知数も、その他アジアからの訪日者が増加。ホテル間の競争は激化。

• 悪化が見込まれる業界
• 酒類製造 (曇り→小雨)
• 国内市場の縮小傾向は続くと見込まれる。大手は海外伸張を目指すが、Ｍ＆Ａのリスク面も垣間見え堅調とはいかない。
• 自動車製造 (晴れ→薄日)
• エコカー補助金終了の反動減が懸念される。2013年初からの円安の継続に期待。経営効率化に向け提携進む。

という事らしい。

ちょっと意外だったのが自動車製造が昨年より悪化するという予想。
エコカー補助金の終了は円安による輸出ではカバーできないということでしょうか。

また、改善する業種も少なく輸出する製造業では繊維しかないようです。

詳細は31,500円を出して買わないと分からないようです。
Amazonでの販売は無く、帝国データバンクのHPから申し込む必要があるようです。


参照ページ
業界動向　帝国データバンク