元記事がFTの記事を日経新聞が転載した記事を紹介。
記事によると
- 概要
- 今後1年間は国債市場は強気
- 外国人は長期国債のスティーブ化を前提とした取引を行っているが勢いは1年前より低下
- デフレ脱却できなければ、財政規律が問題でスティーブ化する
- 2%のインフレが「2016年度かそれ以降」に実現すると回答した割合は72%
- 債券市場参加者への調査
- 予定されている消費増税の影響を除く
- 専門家の国債の見通し
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券チーフ債券ストラテジスト 石井純氏
- 国債は強気
- 国債市場が持続的に低迷する予想する雰囲気がない
- 今後1年間は「発行増加による過剰感どころか、日本国債の需給状況には逼迫感が強まるだろう」
- BNPパリバ証券金利ストラテジスト 藤木智久氏
- 「短期国債と中期国債は今後しばらく抑制されるはずだ」
- JPモルガン証券ストラテジスト 山下悠也氏
- 新年度に30年物国債入札を今年の8回から12回に増やすとみている
- メリルリンチ日本証券チーフ債券ストラテジスト 藤田昇悟氏
- 「利回り曲線から明らかになりつつあるのは、日本が何とかデフレから脱却すれば、影響を受けるのは10年物かそれ以上の年限のものだということだ。脱却できなければ財政規律の欠如が理由となり、利回り曲線はいずれにしてもスティープ化するだろう」
- ピムコジャパン ポートフォリオ・マネジャー 正直知哉氏
- 「人口動態の悪化により潜在成長率がゼロに近く、そこからさらに低下する可能性さえある国で、2%という目標がどれほどの説得力を持ち得るだろうか」
- 「この目標を持続可能な方法で実現するには、はるかに積極的な金融緩和が不可欠だが、政府は構造政策も実行する必要がある」
- モルガン・スタンレーMUFG証券金利ストラテジスト レー・ゴック・ニャン氏
- 日本がデフレによる景気低迷を脱しつつあることが経済指標により示されるようになるまで、国債価格は「レンジ内」にとどまる
- 日本の『破産』シナリオはもう一般的ではない
実際、日本国債の金利を見てみると
日本国債金利2・10・30年物 (財務省データより) |
30年物はさすがに上昇しているがそれでも低い水準。
景気が改善してくると、この金利も上昇するだろうという事らしい。
経済指標は注意してみる必要があるけど、安倍政権は退路を断った国家運営を選択したように思える。
失敗したらさすがに辞任だけではすまされないので、なんとか景気浮揚につなげて欲しい。
最後に投資は自己責任でお願いします。
記事
[FT]日本国債、インフレ予想でも強気の見通し 日経新聞
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