2013年2月24日日曜日

コーヒーや紅茶は認知症や脳卒中には効果がない可能性があるらしい。

認知症や脳卒中の予防の為に、コーヒーや紅茶を飲んでいる人は稀だと思う。
けど、これらに含まれる抗酸化物質では予防に効果がない可能性があるという記事です。


記事によると
  • コーヒーや紅茶は認知症や脳卒中には効果がない可能性がある
    • 研究機関
      • ハーバード大学医学大学院Elizabeth E. Devore氏ら
    • 研究対象
      • 55歳以上の約5,400人を14年近く継続観察
        • 対象者は調査開始時点で
          • 認知症の徴候がなし
          • ほとんどは脳卒中の病歴なし
      • 170品目の食品について過去1年間にどのくらい摂取したかアンケート
      • 食品中に含まれた抗酸化物質の量に応じて3グループに分けた
    • 研究結果
      • 認知症と脳卒中を発症した人はそれぞれ約600人 (それぞれ約11.1%)
      • 抗酸化物質が豊富に含まれる食生活を送っていた人とそうでない人の間で、発症のリスクに違いはなかった
        • 摂取が最も多かったのはコーヒーや紅茶由来のもの
      • 認知症や脳卒中のリスクを下げる効果は抗酸化物質の総摂取量よりも、抗酸化物質の種類や主にどんな食品から摂取するかによって異なる可能性がある
    • その他
      • 抗酸化物質を豊富に含む食品としてはブルーベリーやトマト、ケールなどが知られている
      • 果物や野菜、一部のアルコール飲料を多く摂取することが脳卒中のリスクを下げる可能性を示す証拠は複数ある
という事らしい。

どうやらただ単純に抗酸化物質を取れば良いと言う訳ではないようです。

きちんと証明された物を摂取する必要があるようです。
なので、サプリメントを買う時も注意しましょう。


記事
コーヒーやお茶の抗酸化物質に健康効果なし? 米研究 CNN

参照ページ
Total antioxidant capacity of the diet and major neurologic outcomes in older adults Neurology

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