2012年7月18日水曜日

ブルーベリーを食べると骨粗しょう症になりにくいようです。

ブルーベリーは目に良いと言われていましたが、骨粗しょう症にも良いようです。


記事によると

  • ブルーベリーなどに含まれるアントシアニンに骨粗しょう症の予防効果がある
    • 研究機関
      • 国立長寿医療研究センター  新飯田俊平室長
    • 研究対象・実験方法
      • 骨粗しょう症にしたマウス
      • 実験方法
        • 体重1kgあたり10mgのアントシアニンを約2週間与えた
      • 実験結果
      • ポリフェノール摂取マウスと非摂取マウスの骨の状態
        (国立長寿医療研究センター遺伝子蛋白質解析室より)
        • アントシアニンを与えたマウスは健康なマウスと骨の料はほぼ同じ
        • 与えないマウスは骨の空洞化が進んだ
    • 研究結果
      • アントシアニンを与えたマウスでは、破骨細胞の数が健康なマウスの状態に戻る
        • 健康な状態では骨を壊す破骨細胞と、骨を増やす骨芽細胞の働きのバランスが取れている
        • 骨粗しょう症では、破骨細胞数が増える
という事らしい。

ブルーベリー1g中にアントシアニンは、0.5-6.6mg含まれているようです。(グラフより目分量)
ということは、体重60Kgの人は600mgのアントシアニンを摂取する必要があるので、ブルーベリーを91-1200g程度食べれば良い計算になる。
アントシアニン含有量 (東北農業試験研究協議会より)
品種によって、大幅に含有量に差があるので何ともいえない。
また、ハウス・路地、収穫時期でも含有量に変化があるようです。

また、ポリフェノール=アントシアニンでは無い様なのでポリフェノールのサプリメントを摂取しても効果があるかはわからない。

サプリメントの服用を検討している方は、ポリフェノールの容量ではなく、アントシアニンの容量を確認して購入する必要があると思われます。

私は目の為に、ブルーベリーを積極的に摂取していますが、これが紹介されてブルーベリーが手に入りにくくなると困ります。



記事
ブルーベリーが骨粗しょう症予防…長寿医療研 Yahooニュース


参照ページ
研究紹介 国立長寿医療研究センター遺伝子蛋白質解析室
ベリー類のアントシアニン含量の比較 東北農業試験研究協議会

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