2013年3月4日月曜日

椅子が壊れて鬱病になったとして訴え勝訴。

昔は買った椅子が壊れたとしても、安物買いの銭失いとぐらいしか思わなかったけど、最近は訴えられることもあるようです。


記事によると
  • 福岡県の主婦がニトリを訴えて勝訴
    • 事件
      • ニトリで買った椅子の脚が壊れて腰の骨を折る怪我をした
      • 家族に迷惑をかけているという気持ちや経済的な不安などからうつ病になったと主張
    • 判決
      • 最高裁がニトリの上告を退けた
      • 事故と病気の関係を認め、1580万円の賠償を命じた2審判決が確定
という事らしい。

ニトリのHPを見てみると椅子の脚の部分の溶接の不具合で回収された物があるようです。
これが今回の椅子と同じかはわかりません。
ひょっとして今回の件が、ニトリが耐久テストを始めるようになった原因かもしれません。
テレビでは何度もニトリの耐久テストについて伝えられていますが、今回の件は聞いた事はありません。
勢いのある会社の悪い情報はなかなか伝わらないものです。

ところで、判決内容ですが事故との因果関係は明確ですが、うつとの関係まで認めたというのはかなり踏み込んだ判決なのではないでしょうか。
企業は製品による1次被害だけでなく2次被害まで考慮しなくてはいけないようです。

もちろん事故を起こさないのが一番大切ですが。

記事
「いす壊れうつ病に」賠償命じる判決確定 NHK

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