かといって、栄養不足だと問題があります。
何事も程々が良いようです。
記事によると
- 肥満の母親から生まれた子どもは早死にする確率が高い
- 研究機関
- エジンバラ大学Rebecca Reynolds教授、アバディーン大学Sohinee Bhattacharya博士
- 研究対象
- スコットランドの37,709人の赤ちゃん (1950-1976年)
- 死亡例は6,551人
- 主要原因は心臓病
- 男:24%
- 女:13%
- 癌
- 男:25%
- 女:40%
- 母親は28,540人
- 痩せすぎ:3%
- 普通:72%
- 太り過ぎ:21%
- 肥満:4%
- 研究結果
- 妊娠中でBMI30以上だと、生まれてくる子供は55歳時点でそうでない子供と比べて死亡する確率が35%以上
- 太っ女性の子供たちは、心臓発作、狭心症や脳卒中のために病院に入院する可能性が29%以上高い
- その他
- 別の研究では、肥満の母親から生まれた子供は心臓の問題、糖尿病や肥満の大きな危険にさらされるというのがある
BMI30以上と言うと、身長160cmとすると76.8Kg。
かなりの肥満で、日本にはそうはいなさそう。
ところで、妊娠時の体重の計測方法は、出産前に訪問した時の体重とあったので、赤ちゃんの体重も含まれると思われます。
ただ、何週目かは全く考慮されてないようです。
そして、この研究からでは誕生後成長過程で肥満の母親と同様の食事をした為に病気になる確率が上昇したのか、それとも母体での成長時に既に影響を受けたのかはわからない。
しかし、肥満はよくない影響を与えることは確かなので、妊娠したからと言って、過度な栄養摂取は避けたほうが良さそう。
後、死亡する確率が35%上がると言うことは、35%が死亡すると言うわけではなく、あくまで通常の人に比べると死亡する確率が35%上昇していると言うことなので、誤解無きよう。
また、
という話もあるので、妊娠中の肥満は注意したい。
記事
Children with fat mothers 'are a third more likely to die before the age of 55' MailOnline
参照ページ
Maternal obesity during pregnancy and premature mortality from cardiovascular event in adult offspring: follow-up of 1 323 275 person years British Medical Journal
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